高校3年 HRで芸術系大学に通うOGによる講演会を行いました
山脇の学び
今回のイベントは、山脇学園ではおそらく初めて実施したものでした。協力してくれた4名のOGたちは、「自分の経験をぜひ後輩たちに話したい!!役立ててほしい!!」と、快く引き受けてくれました。
1人あたり10分程度、現在の専攻や今取り組んでいること、自分の受験体験などを話してもらいました。入試の時のこと、現在の大学の先生との関係性やどんな学生がいるのかなど、思わず笑ってしまうようなエピソードも飛び出し、終始和やかな雰囲気で進みました。まさに、経験した人しかわからない話が満載でした。
例えば…
自分の強みは何なのか。自分らしさが大切。でも、自分らしさ・個性が大事だからこそ、周りを見る必要がある。
試験の時でも、普段の作品創りでも、身の回りのヒントを見落とさない。
試験の内容に行き詰まったら、トイレに立ってみる。トイレまでの廊下、窓、そこから見える景色の中に、何かヒントがあるかもしれない。
…などなど。
自分が受験時に作成したポートフォリオや作品、大学に入ってから作った作品なども持ってきて見せてくれるなど、ちょっとした展示のようになっていました。受験だけでなく、進学してからの学びや活動について、より具体的にイメージを持つ良い機会となったように思います。
最後は、各OGに対して個別に質問する時間をとりました。積極的にOGに話しかけ、情報を得ようとする姿が見られました。



【生徒の感想から】
山脇では美大に行きたいという人が少なく、不安でしたが先輩方のお話を聞き、自分の進路に自信が持てました。また、学部ではどのような事をやるのか、受験生としての心得、受験の経験を経て感じたことなど、ためになる話ばかりで改めて頑張ろうと思えました。
自分の志望している学科以外にもお話を聞けた事で視野が広がりましたし、入学後のビジョンが段々と見えてきてモチベーションにも繋がりました。また、受験を経験したからこその細かい質問にも答えてくださったので、ずっと気になっていた事が解消されて嬉しかったです。
「LOVE MY SELF」という言葉が印象に残りました。作品制作の過程で悩むことが多かったので、自分を大切にしたいです。