山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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高校1年 キャリア講演会を開催しました

山脇の学び

3月12日に、法政大学人間環境学部人間環境学科の佐伯英子先生をお招きして、「『進路』と『キャリア』をジェンダーと社会学の視点から考える」というテーマの講演会・座談会を開催しました。

 講演会では、佐伯先生が実際にこれまで経験されたことを基に、生徒たちに分かりやすく、社会学的視点からジェンダーと進路選択、キャリア形成の関係についてお話していただきました。

 その後の座談会では、生徒からの様々な質問に、的確にご返答いただきました。

 今回の講演会・座談会を通じて、生徒たちは、自分の将来について視野を広げることができました。

 以下は参加した生徒の感想です。

 ・個人的に関心のある分野のお話だったため興味深く聞くことができた。社会学の考え方として、ミクロな視点とマクロな視点から見ることがあることは、社会学部志望としてとても勉強になったし、日本の男女分業に関する話題がパーソナルな部分での議論であることについても、社会構造の変化が個人の問題を解決するという点が社会学の意義だとも思った。

 ・今回は社会学の話からキャリア、そして佐伯先生自身の体験の話など様々な話を聞くことが出来た。まず今まで社会学というものがどのようなものであるのか捉えかねていたが、講演を聞いて幅広く多くの視点から社会、そして個人の体験などを見る学問であることがわかった。そのため研究対象に自分自身も含まれており、自分を見つめる必要があるという内容にもなるほど、と思った。自分のキャリアなどを考える際に新たな環境に飛び込むという挑戦の必要さを感じることが出来た。