中1 「礼法の授業の中から」
山脇の学び
【学年通信『ぱれっと』から…(中学1年) No.2】
後期より、小笠原流の礼法の授業が行われています。小笠原流礼法宗家本部より三人の講師にご来校いただき、挨拶やお辞儀、紐結びや箸の扱いなど、基本的な動作を学んでいます。「礼を尽くした行動」というのは、どんなに意識していても、大人でもなかなか難しいことがあります。思い込みや間違ったイメージで行動してしまい、恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。
山脇学園の卒業生たちの中からは「礼法の内容が、卒業してからとても役に立った」という声が聞こえてきます。大学に入学した後、これまで以上に様々な大人たちと接していく中で、目上の人に対する言葉遣いや振る舞いで失敗せずに済んだ…とか、就職活動、就職してから褒められた…など、「やっておいてよかった」という感想を抱く人が多いように思います。最近は、自己啓発セミナーや新人研修などでこういったマナー講座が実施されたりします。それは、「一社会人として必要である(…のに、できていない)」から行われるわけです。学年の教員たちが4月からずっと言い続けているように、学校は社会に出るための練習の場です。だからこそ、この授業で得られるものを、しっかりと吸収して、自分のものにしていってほしいと思います。