中学２年 夏季学校を行いました～１日目～
学園便り
中学２年生では、7月23日（土）から、３班に分かれて２泊３日で夏季学校を実施しました。
２年ぶりの実施となった夏季学校でした。
今回は生徒自身の手で夏季学校を創り上げる、ということを心がけました。
学級委員の集まりを何度も開き、例年の持ち物を見ながら持ち込むものを検討したり、行程表を見ながらそれぞれの場所で知らせたほうがいいことを考えたり、自分たちが先生となって引率するとしたらどこでどのように動けばよいのか、という視点に立って確認しました。
生徒たちの要望を学級委員にあげることにより、持ち物やルールを例年から変更しながら準備を進めていきました。
生徒だけでは判断に困ることがあれば、もちろん教員が支援しますが、準備の段階も含めて、成功も失敗もいい経験として楽しんでいこう！という呼びかけのもと夏季学校が始まりました。
出発前に、情報委員、新聞委員、図書委員が中心となって、夏季学校で行く場所の下調べを行いました。その成果を新聞にまとめ、クラスでお知らせし、下調べは十分。
例年よりも準備や本番でのお仕事など、ハードルは高いです。
果たして、結果はいかに…
【１日目】
集合は丸ノ内鍛冶橋駐車場。初めての場所でしたが、事前に下見に行ったり、しおりや事前に資料を確認したりしながらバスの中で学級委員が中心となって出席点検を行いました。
はじめに、バスに揺られながら長野県の白馬村にある青木湖に向かいました。
青木湖では、カヌー体験を行いました。
説明を受けているうちは簡単そうに感じますが、実際にカヌーに乗ってみると、思った方向に進めなかったり、くるくる回ってしまったり、漕いでも漕いでも進まなかったり…。
それでも漕ぎ続けると、だんだんとコツを掴み、思った通りに進めるようになってきました。生徒の表情も笑顔に変わっていきます。きれいな景色や、澄んだ湖、笑顔のクラスメイトたちを見ながら涼しさを感じる体験となりました。
カヌー体験の後は、バスで夕食の会場に向かいました。
夕食はバーベキュー。バーベキュー会場では誰かが上手に焼いてくれるのではなく、自分たちで焼きます。お肉の脂で火が強くなったり、時には焦がしたりしながらも、自分たちで焼く場所や順番、野菜とお肉を焼くタイミングを考えながら美味しくいただきました。
自分で焼くことや、カヌー体験でお腹が空いたこともあり、美味しさもひとしおです。
その後は、150mほど場所を移してキャンプファイヤーを行いました。
校具委員が中心となって、役割分担、レクの内容、点火の仕方などの準備を進めてきました。夕食から一足早く抜け、キャンプファイヤー場で最終確認。
準備が整った後、他の生徒を誘導していざ点火！燃え上がりも充分。準備した成果が発揮されました。
キャンプファイヤーを終えた後は、１泊目に宿泊する丸金旅館に移動しました。
温泉で疲れを癒やしつつ、次の日に備えました。
ただ、多くの生徒が限られた時間の中で入浴するためには、ある程度の声がけも必要です。
そこで活躍したのが保健委員と服装委員。忘れ物にも目を光らせつつ、スムーズに入浴ができるように適切なタイミングで声がけをしていました。
２日目に続く…