中学3年 科学研究チャレンジプログラム 『西表野生生物調査隊 2023』 No.3
サイエンス
西表野生生物調査隊の5日目の活動の記録です。
この記事は、中学3年の広報係の生徒が書いてくれた文章をもとに作成しています。
【5日目】
朝は早く起き、ホテルの周辺を散策する人もいました。日の出とともに美しい景色が浮かび上がります。疲れもありましたが全員が時間に遅れることなく余裕をもって出発準備を行うことができました。

ホテルを出た後、バスで西表島野生生物保護センターに行きました。
そこで環境省の方によるイリオモテヤマネコについてのお話を聞きました。
イリオモテヤマネコの現状を知れて今私たちができる事を考えるいい機会になりました。

その後、大原港に移動し、お昼ごはんを食べた後お土産を買いました。多くの人がちんすこうやパイン味のお菓子などを買っていました!そして、フェリーとバス、飛行機を乗り継いでそれぞれが帰路へとつきました。
西表島の研究活動を通して、沢山の動植物について知れたり、実際に広大な自然を肌に感じてみることができてとても貴重な経験となりました!レクリエーションやサバニ、カヌー体験などでクラスの仲も深まってとても楽しかったです。西表島での研究活動で学んだ事をこれからの科学研究チャレンジプログラムの活動に活かしていきます♪
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帰着後は西表島の野生生物をまとめて学びを深めるとともに、演劇のワークショップとしてそれぞれの班が体験してきたことを他の班が聞き取り、他の班の思い出を大切にしながら演劇で表現する、という活動を行いました。
思い出は尽きず、どのように表現すれば相手に伝わるのかを考えながら試行錯誤しながら切り取る場面を決めていました。授業参観期間に実施しましたが、保護者の方がいる前でも各班堂々と発表していました。発表のたびに思い出が思い起こされ、笑いに包まれながら、クラスに素敵な雰囲気が広がりました。
生徒の様々な一面が見られ、とても有意義なワークショップでした。生徒にとっても大変楽しく充実した活動になったようです。

終わりに、生徒たちは楽しみながらも様々な生物や植物、地形などを観察しながら班ごとに協力して積極的に調査を行う姿、その中でも冷静に時間を管理し、限られた時間の中でいかに多くの学びを得るかを考える姿が印象的でした。西表野生生物調査隊にご協力いただいたすべての皆様、そして保護者の方々の温かいご支援に感謝申し上げます。
まだ6月。これからもますますの成長を期待しています!記事の作成をありがとうございました!
