高校1年 スタンダードクラス 夏季学校を実施しました Vol.1
学園便り
高校1年生スタンダードクラスは、7月25日(火)~29日(土)にかけて、3班にわかれて2泊3日の夏季学校を実施しました。
1日目午前は、静岡県富士山世界遺産センターを訪れました。「火山」としての富士山。「信仰」の対象としての富士山。「美術や文学のテーマ」としての富士山。山頂から山麓、そして駿河湾の深海まで「多様な生態系を支えている」富士山と色々な姿を学ぶことができました。


午後は富士山の宝永火口調査を行いました。噴火の影響や気温の関係で背の低い植物が見られたり、生物基礎の授業で学んだ植生の遷移や森林限界という言葉を現地で実感したりすることができました。


2日目はクラスごとに事前に計画をしたクラス企画を実施しました。現在、各クラスの情報委員がクラス企画についてのホームページ原稿を作成しています。どうぞお楽しみにお待ちください!
3日目午前はまず沼津港深海水族館を訪れました。駿河湾は最深部2500mと日本一深い湾です。深海に暮らすユニークな特徴を持つ生物たちの姿をじっくり観察していました。


次に、柿田川公園を訪れました。公園内では湧き水がこんこんと湧き出ている姿を見ることができました。この澄んだ水は、1日目に登った富士山に降った雨や雪が地下水となって現れたものです。


夏季学校の達成目標として掲げたチャレンジ精神の養成、フィールドワーク、協働力の養成を一人一人が自分の中に落とし込み、これからの学校生活に生かしていけるとよいと思います。