夏期特別講座 『プログラミングの考え方』報告
サイエンス

8月20日(水)に、本校PCルームを用いて夏期特別講座『プログラミングの考え方』を催行いたしました。講師として東海大学 情報通信学部 情報メディア学科の星野祐子先生、並びに同研究室のTA2名をお招きしました。参加した生徒36名は初めて使うアプリケーションや、プログラミングの考え方に戸惑いつつも一生懸命作品作りに取り組みました。
午前中の授業はまず、インターネットの仕組みについて講義していただきました。今となっては当たり前となっているインターネットが実際はどういった仕組みで自分たちに情報を伝達しているのか、専門用語などについても詳しく解説していただき、生徒たちは少なからずインターネットの仕組みについて学べたようです。
その後は、実際にプログラミングに挑戦しました。『スクラッチ』というソフトを用いてイラストを使ったアニメーションを製作しました。スクラッチは米国マサチューセッチ工科大学の研究室で開発された低年齢向けのプログラミングソフトです。例えば、用意された2枚のイラストを交互に出現させることで歩いているように見せたり、指示した位置で左右に曲がったりするようにプログラムを組まなければならないのですが、昨年度に比べてスクラッチを用いたことで視覚的に、感覚的にプログラミングを組むことができ、生徒たちは思い通りにイラストが動いてくれることに喜びや達成感を感じていました。
東海大学の星野先生には昨年度のSPP、科学的探究プログラム実施クラス パソコン(PC)グループのカリキュラム作成のご指導等にもご尽力頂きました。今年度も特別講座を開講していただき、外部の先生をお招きすることで、生徒達は普段は受けられない講義を聞き、個人ではなかなか出来ない体験をし、充実した一日を過ごすことができました。