高2 「校外学習 九州修学旅行(理系クラス)」
学園便り
理系の生徒も、5月12日~16日の4泊5日の日程で、九州修学旅行に行ってまいりました。文系が南から北に向かっての移動に対して、理系は北の方から南へ移動。3日目の自主見学では、南から北上する文系の生徒とすれ違い、久しぶりの再会を楽しんでいました。
「ヨットセーリング」や「水族館のバックヤード見学」、「池島炭鉱」、「三菱造船場の見学」、「雲仙被災地の見学、雲仙地獄巡り」など理系ならではの行程を盛り込み、とても充実した内容でした。
高校1年生から行ってきた平和学習においては、原子爆弾の被害にあった長崎の地を訪れ、原爆資料館の見学だけでなく、実際に当時を知る方の講話を聴いたり、各行動班に分かれ、自分の眼と耳と肌で当時の跡を感じて来ました。3日目の夜には、現地にて今まで見てきたものを、一人で静かに向き合って深く思いを整理する時間を取り、「今」「ここ」で生きている事への感謝を実感しました。
学ぶだけでなく、滅多に体験出来ないことにも果敢にチャレンジしました。
最終日は、「熊本城」を見学し加藤清正の気持ちになって熊本市を見渡し、「阿蘇山」の壮大な草原草千里を目の前に昼食を取り(理系も阿蘇山中岳には規制がかかっていたため資料館を見学しました)、本当に充実した5日間を過ごしました。
中1から続けてきた山脇学園での最後の宿泊行事が終わり、かけがえないのない仲間の存在、自然の素晴らしさ、未知の事へ挑戦する素晴らしさを改めて実感しました。