山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

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生徒総会を行いました。

学園便り

4月23日(土)、全校朝礼が行われ、全校生徒が麗らかな日差しの校庭に集いました。

各学年・クラスの学級委員の任命式の後、選挙管理委員長より、新役員選挙を行う生徒総会について、ルールの確認や諸注意がありました。

中学、高校それぞれの生徒総会では、役員に立候補した生徒と応援の演説が行われ、その熱意に満ちた内容に、皆真剣に耳を傾けていました。新たな役員のみなさんが築いていく生徒会活動に、期待が高まります。

<高校生徒会長候補者の演説>

 今年の生徒会を運営するにあたって、私が目標としていることは、「よりよい学園生活を生徒全員でつくる」ということです。

 生徒会は学校をよりよくするための働きを、一番直接的にできる機関だと思います。しかし、せっかく働きかけることができるのに、それを生徒会内だけで完結してしまっては、皆さんから求められるものに気づけず、結局何も変わらなかったという結果になりかねません。よりよい学園生活の実現には、生徒の皆さんの協力が必要なのです。

 その実現のために私は、今年度の活動内容を、皆さんのニーズに対応したものにします。また生徒会として様々な活動を試み、その内容を委員会、クラブ、そして生徒一人ひとりと共有し、共に活動していこうと考えています。

 そのためにまず、私が変えたいと思っているのは中央委員会です。中央委員会は今、必要に応じて年に何回も開ける体制が整えられつつあります。それを引き継ぎ、さらにレベルアップさせるために、話し合う内容を生徒会からだけではなく委員会からも提案してもらったり、話し合いの結果によっては、その問題に詳しい委員会と協力して解決を目指したりしたいと思います。そして中央委員会での話し合いが有意義なものとなるよう、事前の準備や進行という面でもサポートしていきます。

 もう一つ、力を入れて運営したいと思っていることがあります。それは、昨年設置された意見箱です。先ほど挙げた目標の達成には、やはり生徒の皆さんからの意見を直接聴くことが一番大切なことです。皆さんの意見を聴くのに有効な手段である意見箱ですが、初めての試みであったこともあり、まだよく活用されていません。そこで皆さんにお願いがあります。気になっていること、不便に思っていることがありましたら、是非意見箱を活用してください。皆さんから届いた、学校をよりよくするためのヒントは、私たち生徒会が大切に扱い、実現に向けて精一杯活動していきます。

 一つ一つは小さくても、沢山集まれば大きな力になる。私はそれをさらに大きく、そして強くしていくために、最大限の努力を致します。共に新しい山脇学園を創りましょう。