山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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高2(文系)九州修学旅行リポート①

学園便り

高2 九州修学旅行は、日本の歴史を通じて常に異文化交流の要衝の地であった福岡や長崎でのフィールドワークや、外国の方々との英語でのコミュニケーションを通じて、地球市民としての自覚を持ち、未来の世界の平和に貢献する姿勢を身につけることを達成目標として実施されます。
 
文系の旅程の様子を現地からお届けします。

 <1日目>
福岡空港から、休暇村志賀島へ。

志賀島から、玄界灘を眺めています。昔の人も、こんなふうに海を見ていたのでしょうか。

遠の朝廷と言われた太宰府を訪れ、太宰府天満宮にて参拝しました。

 

皆、学問の道に進むことのへの覚悟ができた気がします。

今日は佐賀県古湯温泉に宿泊です。ちらちらと雨が降っています。

今日の夜は唐津焼の絵付け体験です。唐津は、朝鮮半島から日本への玄関口だそうです。
朝鮮出兵以後、朝鮮から職人さんが増えて唐津焼が広まったということで、そもそも有田焼とルーツを同じくしています。日本と大陸との繋がりも感じます。

<2日目>
長崎は今日も雨です。

九十九島パールシーリゾートの遊覧船にて、佐世保バーガーを食べました。
少し晴れたので、甲板に出てみました。船内は外国人さんもたくさんいます。仲良くなって会話がはずんでいるグループもあります。

原爆資料館に一歩足を踏み入れると、被爆者の方々が生きていた当時の生活に心を重ね、涙が止まりませんでした。
原爆が残酷な兵器であるのは、そこに生きていた人たちの生活を根底から破壊するからだと、改めて感じました。
資料館を出ると、空はすっかり晴れていました。

長崎歴史文化博物館は奉行所跡にあるそうです。奉行の仕事や江戸時代の事件などを知ることができました。シーボルト事件の記録もあり、日本史が身近に感じられます。今日は文系クラスはこれで終わりですが、理系クラスは被爆体験講話があります。

夜は晴れ、きれいな夜景が見えました。

<3日目>
今日も快晴です。爆心地に立ち空を見上げると、青い空が広がっていました。あの日も、ここでこうやって空を見上げていた人がいたのでしょうか。これから、自主研修です。

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