生徒総会を行いました。
学園便り
4月25日(土)全校朝礼にて、前期学級委員の任命式を行いました。また、生徒総会へ臨む心構えについて、前年度生徒会長から話がありました。
今回の生徒総会は、平成27年度生徒会役員の選挙のために実施されました。中学と高校それぞれで、候補者の演説が行われ、生徒による投票が行われました。
<中学校生徒会長就任生徒の演説>
Undertake not what you cannot perform but be careful to keep your promise !
皆さん、こんにちは。このたび山脇学園中学校生徒会会長に立候補しました、○○と申します。
私が生徒会長に立候補した理由は、一人ひとりの生徒がより良い学園生活を送れるよう力を尽くしている生徒会の先輩や友人たちを見て感銘を受け、私も是非生徒会長として、山脇学園の112年の伝統を守り、さらに皆さんが充実した学園生活を送れるよう力を尽くしたいと考えたからです。
私が生徒会長になりましたら、二つのことを実行したいと考えています。一つ目は、一人ひとりの意見を吸い上げるための『山脇目安箱』の設置です。この箱に投じられた皆さんからの意見や改善点を生徒会で精査して、学園生活がより良いものになるように反映させていきます。どんな小さなことでも結構ですので、皆さんとの意見交換の場として、気軽にこの目安箱を利用してください。
二つ目は、山脇学園の魅力を広く知ってもらうために、生徒会として発信していくことを考えています。112年の伝統を守りながらも、山脇学園が未来に向けてさらに発展していくために何ができるか、皆さんと考えたいと思います。
始めにお伝えした言葉は、アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンの言葉で、私の座右の銘とする言葉です。私は、皆さんがよりよい学園生活を送れるよう、自覚と責任感と柔軟性をもち、生徒会の仲間の助けを借りながら、一丸となって全力で取り組むことを約束します。どうか、私に皆さんの1票を投じてください。
Undertake not what you cannot perform but be careful to keep your promise !
できないことを引き受けるな、約束を守ることには細心であれ。
<高校生徒会会長就任生徒の演説>
皆さん、こんにちは。このたび、平成27年度山脇学園高校生徒会会長に立候補いたしました○○です。
何度かこうして皆さんの前でお話しさせていただいていますが、「生徒会長」という役職に立候補するのは初めてで、少し緊張しています。短い限られた時間の中で、しっかりと私の想いが皆さんに伝えられたら嬉しいです。
これまで生徒会には3年間携わらせていただきました。中学生の頃の私は、まだ幼いということもあり、先輩方や周りの環境についていくのに精いっぱいで、不慣れな点も多くありました。そして、中学3年、高校1年と年を重ねるごとに、生徒会とはどういう場所なのか、今自分は何をすべきなのかがはっきりと認識され、さらに生徒会という集まりがとても温かく、居心地の良い、特別な場所だと感じるようになりました。しかし、そのような理由だけで、私は生徒会長に立候補したのではありません。
不定期に行われている中央委員会での議題は、次第に良くなってきてはいるものの、新学期が始まった今、また一からスタートになる可能性は十分にあります。同じことが繰り返される、それははっきりと言ってしまえば、時間の無駄でもあるのです。せっかく前年度の先輩方が創り上げてくださった形を維持させたいと、強く思いました。
また公共の場での問題と同様に、学校内で感じた些細なことや直接言いにくい生徒の皆さんの意見にも、「意見箱」のような形で積極的に耳を傾けていきたいと思います。昨年度実施された生徒会中心のボランティア活動についても、さらに深く掘り下げて実施し、社会に貢献していきたいと考えています。
私のとりえは、ただ元気なことだと思います。そして、この元気で明るい力を使って、皆さんを元気にできるのなら、私は精いっぱい頑張ります。しかし、私一人では解決できない問題もあると思います。そこで、皆さんの力を、想いを私に分けてください。その気持ちにしっかりと応えるため、私は生徒会の一員として、他の生徒会役員と協力していきたいと思います。絶対に後悔はさせません。
多くの立候補者による、熱い思いがあふれた生徒総会でした。新メンバーでの27年度生徒会活動に期待が高まります。