中3英語チャレンジプログラム イギリス語学研修リポート②
学園便り
語学研修リポートの続きをお伝えします。
3月14日、イギリスへ出発したチャレンジプログラムの生徒たち。春らしい陽気の日には、授業の休み時間に学校の庭で体を動かすなど、生徒たちは元気いっぱいに過ごしています。
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この日は小学校を訪問しました。英語の名前を漢字で書いてあげたり、折り紙をしたり、いつの間にか英語を話していることを忘れていました。
<生徒の感想>
〇私はイギリス語学研修の一環として、語学学校の隣にある小学校を訪れました。最初は私たちの方が緊張してしまいましたが、現地の生徒さんは一度話しかけると、向こうから日本や日本語について聞いてくれたり積極的に自分の話をしてくれたりしたので、私たちも笑顔で応えられるようになりました。最後には”Thank you so much.”と言うと、名残惜しそうに、でも笑顔で見送ってくれました。本当に貴重な体験となりました。
〇私たちはアクティビティでPrimary Schoolを訪問しました。生徒の名前を漢字で書いてあげたり、折り紙を教えてあげたりして現地の生徒と一緒に楽しい時間を過ごせました。英語でたくさん話すなかで、海外の文化がわかったり、日本の文化を伝えたりでき、充実した1日でした。
こちらは中学校訪問です。日本から練習していったプレゼンテーションで、イギリスの学生たちに日本文化を紹介しました。けん玉や浴衣など、生徒たちそれぞれの工夫が見られ、折り紙を教える場面では言葉の壁を乗り越えて盛り上がっていました。
<生徒の感想>
〇私たちClass3とClass4は 中学校に行きました。日本のことについて英語で紹介した後、折り紙をしたりゲームをしました。私が思ったよりも日本のことを知っていて驚きました。特にマンガのことを知っている人が多く、興味を持ってくれて嬉しかったです。私にとってたくさんの外国の方と話すことはとても良い経験になりました。
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この日は語学校の先生たちとバスに乗って、隣町ルイスの街を散策しに行きました。
ルイスの街はブライトンから車で20分程の距離にあり、中世の雰囲気を感じることのできる、歴史情緒にあふれた街です。
ルイス城の城門の前で。
万有引力を発見した科学者アイザック・ニュートンの先祖が所有していた邸宅とその広大な庭が、現在では一般に開放されています。
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この日はサセックス大学を訪問しました。
ブライトンにキャンパスを構えるサセックス大学(語学学校から車で20分程の距離)は、 1961年設立の比較的新しい大学ながら人気大学の一つです。多くの研究機関や産業界と連携し進めている研究は高い評価を得ており、ノーベル賞受賞者も輩出しています。特に開発学のコースが有名で、留学生に大変人気があります。
<生徒の感想>
〇3月20日、私たちはサセックス大学を訪問しました。広大な面積のキャンパスは緑豊かで建物もユニークな形をしているものもあり、学生さんたちは皆自由にかつ真剣に勉強に取り組んでいるようでした。私自身も4月から高校生になりますが、進路を深く考えるきっかけになったと思います。イギリスだけではなく日本人を含め世界各国から多くの留学生が学んでいました。私の興味のある学部もあったので、日本に帰ってからも調べてみたいと思います。
〇今日はサセックス大学に行きました。校内は非常に広く、図書館、学生寮、ショップなどがあり、それらは全て同じデザイナーによってデザインされたそうです。図書館は開いた本の形、教会はキャンドル、カメラの形をした建物もありました。図書館には120,00冊もの本があります。サセックス大学はとても国際的でモダンな大学という感じでした。今週は“One World Week”といって、多様な価値観を受け入れる取り組みをしていたことも印象的でした。大学生の方々も積極的に参加していて、とても感じの良い大学だと感じました。
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ここまで無事に、語学学校での1週間が終了しました。
授業では、語学学校でのフィナーレを飾るプレゼンテーションに向けた準備に追われ、放課後も居残りをして仕上げをするなど、皆、意欲的に頑張っています。