【サイエンス企画】中学2年対象　リアルSTEAM講座3日目午前

最終日となる12月18日の午前は、技術科の授業でも活用している obniz を用い、4足歩行ロボットの製作に取り組みました。

講師には、小・中学生向けロボット講座を数多く手がけてこられた八戸工業大学 本波 洋 先生をお招きしました。

講座では「バイオミメティクス（生物模倣）」の考え方を取り入れ、犬やキリン、チーターなどの歩行動作を動画で観察。その特徴を分析しながら、4つのサーボモーターをプログラミングして動きを再現しました。

数学的な要素も含む課題に挑戦し、生徒たちは4つのモーターを同時に制御する難度の高い内容にも、粘り強く意欲的に取り組んでいました。

自分で組んだコードによってロボットが動く様子に愛着を感じつつ、思い通りに動かない部分は何度も修正。試行錯誤を重ねながら、理想の動きへと近づけていく姿が印象的でした。

AIが身近な存在となる中、今後はAIを搭載したロボットが活躍する「フィジカルAI」の時代が到来すると言われています。

ロボットと共存する未来社会を見据え、本講座での体験が、生徒一人ひとりの将来への興味・関心に繋がるとなることを願っています。