山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

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9/5(金) 〜OSAKA JAPAN SDGs Forumで ステージ発表を行いました〜

山脇の学び

昨年度、第6回関西SDGsユースアクション2024において、『投資から「再生」の「波動」を社会に起こす ReVibe』で近畿経済産業局長賞を受賞した生徒たちが、大阪府知事より登壇依頼を受け、9月5日に大阪関西万博のEXPOホール「シャインハット」で行われたOSAKA JAPAN SDGs Forumのステージで受賞内容の発表を行ってきました。

 今回、大阪関西万博で発表を行った生徒たちは、昨年・一昨年と山脇学園Blue Earth Projectで活動した生徒たちの一部で、環境問題について問題意識を持っていた生徒たちです。高校1年時の公共の授業で扱った「ESG投資」について興味を持ち、それを積極的に行う企業を紹介するアプリを開発することで投資を促進し、環境改善に繋げていくという提案を行いました。

前々日に突然発生した台風15号の影響を受け、大阪を訪れることができるかどうか心配される状況でしたが、当日の昼間は暑いくらいの天気に恵まれ、少しだけ万博会場内も見てくることができました。EXPOホールの大きな会場で、大学の先生や様々な企業の方も登壇される中、堂々と発表してきました。

登壇の様子については、後日大阪府様より開催レポートや動画が配信される予定です。

※リンク先がわかり次第、HP上でお知らせさせていただければと思います。

 

学校生活を含めた日常生活の中から、自分の周囲で起こっていることに目を向け・興味を持って調べ・学んで、自分なりに考えて提案したことが、今回の受賞と登壇につながりました。生徒たちは「面白い!」と思ったことを楽しみながら考えていくと、その後に様々なことがつながり・広がっていくということを体験できたのではないかと思います。

 

〜生徒の感想から〜

準備段階から、学年の違うメンバーと一緒に考えていくことで新しい視点を得ることができた。様々な情報を共有しながら、1つのものを作りあげていく楽しさを知った。

また、万博での発表を通して、自分が環境問題の深刻さとそれに対する取り組みを誰かに伝えることで、行動の輪を広げていくことが大切だと知った。そして、自分たち以外の誰かが行っている活動を知ることで、新しいアイデアや新しい取り組みに繋がっていくことを実感した。

 

自分たちが考えたアイデアを大阪万博という大きな会場で、そして大阪府が主催する大規模なイベントで発表できたことについて、未だに驚いています。このような評価を受けたことが自信にも繋がったし、これを機に今回のアイデアをもっと良いものに改良して、いずれ社会に寄与できたらいいなと思いました。この経験を糧に、今後も様々な挑戦を続けていきたいです。

 

大阪万博を訪れたことで、環境問題への意識もより高めることができたと思います。私たちは、環境をテーマにしたドイツのパビリオンを見学したのですが、私たちが今回の発表でも意識していた環境への取り組みについて、どのような先進的な取り組みがあるのかを知ることができ、とても良い経験になりました。

また、イベント内での蟹江憲史教授の基調講演では、現時点でのSDGs達成率が約35%だと聞き驚きました。私たち一人ひとりがより高い意識を持ち、環境問題に真摯に取り組んでいく必要性を強く感じる機会となりました。