山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

POLARIS

7/8(火)つくばサイエンスツアーに行ってきました

サイエンス(SSH)

中学3年生科学研究チャレンジプログラムの一環として「つくばサイエンスツアー」を実施しました。気温が高く暑い1日でしたが、それ以上に科チャレ生は熱い1日を過ごしました。

 まずは筑波大学に行き、数理物質科学研究群 パワーエレクトロニクス研究室の岩室憲幸教授に半導体についての講義を受けました。中学生向けにかみ砕いて説明して頂いたことで、半導体で省エネ出来るということが理解でき、生徒たちは感動していました。その後、本校卒業生から「何故自分は筑波大学を選んだのか」「山脇での学びとサイエンスコースで得たこと」を聴くことで、生徒たちは自分たちの近い将来について思いをはせることができました。また、駐車場から講義室まで移動するだけで汗だくになり、筑波大学の広さに慄きました。

 あまりの暑さに芝生でのランチを諦め、バス内で食事を取りました。真剣に命の危険を感じる暑さだったのですが「え?外の芝生で食べたい」という生徒もいて、若さって素晴らしいと引率教員は感動しました。

地質標本館では様々な鉱石や宝石に目を輝かせ、化石や地層の雄大さに時間目いっぱいまで館内をめぐりました。液状化現象や三角州、三日月湖などの触れる展示もあり、生徒たちは喜んで見入っていました。

最後はJAXAです。厳重な身分確認をクリアしてから「宇宙飛行士養成エリア」「きぼう運用管制室」などを見学しました。本物にふれる貴重な経験になりました。最後の自由見学では実寸大の「きぼう」やロケットエンジン、人工衛星、宇宙服に夢中になりました。

春休みの日本科学未来館から始まり、屋久島種子島研修、締めとなるつくばサイエンスツアーで一連のプログラムが終了しました。生命系、工学系の学びから生徒たちがそれぞれの適性を考えてくれればと思います。生徒たちの未来に続くプログラムになってくれることを願っています。