中3 科学研究チャレンジプログラム 屋久島種子島研修1
サイエンス(SSH)
科学研究チャレンジプログラム84名で5月7日から12日の5泊6日間の屋久島種子島研修を実施しました。
羽田空港に集合し伊丹経由クラスと福岡経由クラスに分かれて出発です。
経由地からはそれぞれ、プロペラ機に乗り屋久島に到着しました。
プロペラ機はほとんど全員が初めての経験でした。



屋久島に到着し、ちょっと曇っているかな…という天気の中、白谷雲水峡へ向かいました。
白谷雲水峡での散策では、「これぞ、屋久島」とイメージしてきた、苔の中の幻想的な森に行きました。
屋久島は噴火によってできたので、主に花崗岩でできています。その成り立ちから樹木は地中深くまでは根付くことはできず、岩の表面に張り付いているようなものです。
そのため、台風で倒れることもあります。昨年の台風10号で倒れてしまった、弥生杉の倒れた後も近くで観察しました。
一帯は杉の香りがしていました。






夕食後には1日の振り返り、研究活動班でのまとめを行います。



2日目からは各活動班に分かれて出発です。

ヤクスギランド 田代海岸
屋久杉と呼ばれる木の違い、屋久杉は樹齢1,000年を超えた杉に与えられる呼称です。それより若いものはコスギと呼ばれています。
倒れた屋久杉や江戸時代に切られた屋久杉の大きな切り株がいたるところにありました。
江戸時代にはまっすぐに育った屋久杉を選んで伐採していたので、今、残っている樹齢1000年以上の屋久杉と呼ばれる巨木が残っているのは材木として利用するには何かしらの欠点(歪みがある、凹凸)があったということです。






田代海岸では海底で噴火し、押し出されて急に固まった枕のような形の枕状溶岩を観察しました。
海岸では海沿いに生息する植物を見ることもできました。



2につづく