4/26(土)山脇学園SSH事業 「総合知授業(1) 研究倫理」
サイエンス(SSH)
4月26日(土)「総合知の授業(高1高2サイエンスコース)」を横浜薬科大学薬科学科長 川嶋 剛教授をお呼びして開催しました。研究活動をはじめるにあたって知っておかなければならない研究倫理についてお話をしていただきました。
誠実な研究活動とはどのようなことであり、研究活動における不正行為とはどのようなものであるか実際に例を挙げて説明していただきました。不正を防止するためには研究データをきちんと管理することが必要で、そのためには実験ノートをきちんと作ることが必要です。また不正行為の中にはねつ造・改ざん・盗用があります。特に自分と同じ研究や似た研究を過去に他の人が行ったことがないか、先行研究を調べておかないと自分にその気がなくても盗用に当たることがあるので注意するように言われました。必ず参考にした研究論文は参考文献として書いておくように言われました。
研究を行う上の倫理的意思決定のプロセスとして、「あなただけにとっていいことを断ち切る」意思をもって行動することが必要だと説明されました。



