お茶の水女子大学の研究室を訪問しました
山脇の学び
3月13日(木)、春の大学訪問型プログラムとして、お茶の水女子大学の研究室訪問を行いました。
今回訪問させていただいたのは、脳科学者で、『脳を司る「脳」』、『「頭がいい」とはどういうことか−脳科学から考える』といったご著書でも知られる毛内拡先生の研究室です。12月の Project 4Hの講演会で来ていただいたことがご縁で今回の訪問が実現しました。参加したのは中学1年生から高校1年生までの8名です。
午前は脳科学についての講義を受けました。「脳が生きているとはどういうことか」という問いや、ノーベル賞受賞者のオンパレードという脳科学者による研究と発見の歴史、脳科学と最先端のテクノロジーを融合させたブレインテックについてなど、先生が「現代人の必修科目」とおっしゃる脳科学のお話に、生徒たちは大いに探究心を刺激されたようでした。
お昼は学生食堂でランチ。先生を囲んでの生徒たちの会話も弾んでいました。食後はみんなでキャンパスを見学。大学附属中学や高校の生徒さんたちとすれ違ったり、広いグラウンドやテニスコート、茶室、登録有形文化財の本館など、国立の女子大学らしいキャンパスの空気を体感しました。
午後は研究室を見学。先生の書架にずらりと並ぶ本を見せていただいたり、実験前、実験中のマウスたち、実験後のマウスの脳の顕微鏡画像も見せていただきました。実験後のマウスから脳を取り出す方法などについても説明してくださり、研究倫理の大切さについても学ぶ機会となりました。
春の陽気が感じられる中、生徒たちにとっては実り多く楽しい研究室訪問となったようです。


