東京大学 工学部長 加藤先生による講演会を実施しました
山脇の学び
9月2日、中学3年生を対象に、東京大学工学部長 加藤 泰浩 教授による講演会を実施しました。
加藤先生の高校時代のお話から始まり、大学・大学院を経て研究者となるまで、ご専門分野であるレアアース資源の研究、東京大学工学部の先生方が取り組んでいる先端的な研究の紹介、女子学生の研究生活など、普段なかなか聞くことができないお話に、生徒たちは大いに刺激を受けたようでした。
質疑応答では、研究のことや受験勉強のことなど生徒から出る質問の1つ1つに、時にユーモアを交えながら丁寧に答えて下さいました。最後は加藤先生の「自分で限界を作らないで、沢山のことに挑戦してほしい」という力強いメッセージで締めくくられました。
講演前には東京大学工学部の研究というと、遠い世界のように感じていた生徒も多かったようですが、講演後は自分たちの日々の学びがつながる先の世界を少し身近に感じられるようになったのではないかと思います。
今回の講演会をきっかけに、2学期の生徒たちの取り組みがどのように変わっていくのか楽しみです。
<生徒の感想より>
・実現することが無理なのではないかと思うような夢のようなことが科学を使ってどんどん可能になってきていることが本当にすごいと思いました。
・世の中のために様々なことを研究している方々がとてもかっこよかったです。私も周りの役に立てるような人になりたいと思いました。
・自分の限界を決めつけずに、目指したいことを目指して、それを達成させるために努力をしようと思いました。