中学1年 講演会『視覚障がいから考える、多様性の授業』
山脇の学び
株式会社エナリスの方々に、社会貢献活動の一環として「視覚障がいから考える、多様性の授業~相手の立場に立って行動することを考えよう~」というテーマでお話ししていただきました。
事前学習として身近にあるユニバーサルデザイングッズを調べて共有し、動画を観ることで、今まで意識していなかった日常の中にある、多様な人々が感じている不便さ・便利さを再確認することができました。

音響式信号機

改札の幅

講演会では、視覚障がい者である講師の方から、今までの様々なご経験、盲導犬と共に生きるということ等についてお話し頂きました。盲導犬のタッチ君によるデモンストレーション、AI画像認識や音声認識技術が視覚障がい者の暮らしを一変させた様に、生徒たちは引き込まれていました。同じ社会の一員としてお互いに気遣いあうことの大切さ、自分自身にできることを考え、感じてもらうとても大切な機会となりました。


≪生徒の振返り≫
・盲導犬はペットとは違い、さまざまな指示を聞きだけでなく、「利口な不服従」のように、自分で考え、視覚障がい者の方の安全を守る大切な存在だと知りました。
・飲食店に盲導犬を入れていいということを知らずに、人を傷つけてしまう可能性もあるので、正しく対処できるように自分に知識を入れていきたいと思いました。
・私は今日の講演を聞いて、視覚障がい者の方だけでなく、全ての人々が暮らしやすくすることが大切だと思った。また、少しの勇気を出して話しかければ安心したり、救われたりすることがわかりました。
・今日の講演で教わったことを心に置き、声をかけられたり、声をかけるべき場面に遭遇したらしっかりと接していきたいです。また、視覚障がいのある人だけでなく、困っている人がいたらお手伝いしていきたい。社会の一員としてどんな人も過ごしやすくなるよう広い視野を持って行動していきたいです。