中学2年 特別講座3日目
サイエンス(SSH)
1・2限目は、SSH運営指導員でもある本波洋先生(八戸工業大学)による「obnizを使って魔改造とロボット機構を学ぶ」という講座を実施しました。この講座は大学とZoomを繋いで行い、技術の授業でも使用しているIoTマイコン「obniz」を活用しながら、実際に青森にあるロボットを東京から遠隔操作する実技も行いました。
生徒たちは、IoT技術の仕組みや可能性を体感しながら学ぶ貴重な機会となり、新しい視点や興味を深める良い経験となりました。
3,4限目は「美味しい火山実験」と題して食品を用いて様々な火山の実験を行いました。
火山弾に見立てたカルメ焼き作りや、牛乳を使った火砕流の実験、火山灰に見立てたココアを山であるスポンジの上に積もらせ、雨に見立てたコーヒーを上からかけて土石流の発生を観察しました。
この後使った食材を用いてティラミスを作り美味しく頂きました。その他にも溶岩流やカルデラの演示実験を行い、身近な料理から火山に対する理解を深めていました。
5限目は「ドライアイスの液体の状態を作る」ということで普段は固体から気体の状態しか観察できないドライアイスをどのようにしたら温度を一定に保ったまま液体にできるか考え、実験を行なっていました。その他に、「雲を作る」実験なども行い、高校で扱うような物理や化学の内容を実験でわかりやすく学びました。
3日間を通して普段の授業では触れられないような様々なサイエンスに触れて、終始楽しそうに学んでいる姿が印象的でした。



