中学1年 スピーチコンテストを実施しました
学園便り
2月22日(水)6限に、中学1年生ではスピーチコンテスト本選を行いました。
スピーチコンテストとは、「社会との関わりをふまえて、自分を語る」というテーマで一人3分のスピーチを行う、中学1年生の総合的な学習の時間のまとめに位置する活動です。クラス内予選を行い、各クラスの代表者となった8名が講堂で行われた本選に臨みます。


〔クラス予選の様子〕
スピーチコンテスト当日、自分の「志」についてどの生徒も堂々と発表することができ、この1年間の成長を感じることができました。校長先生をはじめ、見に来てくださった先生方からも、どの発表も素晴らしく、内容はさることながら、身振りや抑揚など伝え方も工夫していて見応えがあったというお声をいただきました。何よりもすばらしかったのが、聞く姿勢です。一つ一つのスピーチに真剣に耳を傾け、目と心を使い全身で聞き入っているなと感じることができました。
また、このコンテストの準備、運営を担当した総合係も、プログラム作成、会場セッティング、司会などの役割を果たし、大活躍でした。おつかれさまでした。

〔代表者によるスピーチ〕


〔発表者へのインタビュー〕

〔校長先生による表彰〕

以下、発表者の感想を一部ご紹介します。
「私が一番伝えたかったこと」―スピーチコンテストの発表を終えて―
・私が今回のスピーチコンテストを聞いてくれたみなさんに最も伝えたいこと。それは、「社会貢献」とは、みなさんが思うほど難しいことではなく、誰でも気持ちがあればすぐに実践できるものであるということです。そして、自分にはできないと遠ざけないで、「やってみよう」という気持ちを持ってもらいたい、ということです。
・「差別をなくしたい」ということだけなら簡単。でも、本当は難しいことだとわかっているから、人種差別とか男女差別とかが生まれます。しかし、今回はそういう難しい話ではなく、単純な好き嫌いの話にしようと思いました。差別は好き嫌いから生まれると私は思います。そのことを大前提に、先入観で相手の好き嫌いを決めないで、相手を受け入れる努力をしてほしい、ということを伝えたいと思いました。
・私はミュージカルを長年やってきて、生活面でもたくさんの学びを得ました。その中でも「諦めずに努力をすれば結果はついて来る」という気づきを取り上げました。それに気づくことになったきっかけや、気持ちの変化の過程を改めて思い返しながら文章をまとめました。一生懸命な姿は人に感動を与えるということが分かったので、皆さんにもそこに共感してもらえたらと思いました。それと同時に、自分自身、今後の生き方や目標の再確認ができました。
・周りを笑顔に、幸せにできる人って素敵ですよね。周りを本当に笑顔にできる人には共通点があると思います。それは、自分を愛していることです。自分自身がネガティブだと自分も他人も幸せにすることは難しいですよね。私は自分自身も他人も幸せにできる人に憧れています。「自分を受け入れ、前向きに考えること」「決して1人で抱え込まないこと」、この二つを心がけ、自分は一人しかいないのだから、自信と誇りを持って生きていきたいと思います。


〔発表者のみなさん、おつかれさまでした!総合係のみなさんも運営をありがとうございました!〕