芝浦工業大学サマーインターンシップを実施しました
山脇の学び
芝浦工業大学との高大連携プログラムとして、高校1年生、高校2年生の希望者を対象とした「サマーインターンシップ」を実施しました。
プログラム内容は、工学系の学びに興味・関心を持つ女子高校生が、7月28日(木)~8月5日(金)の9日間にわたり、大学の研究室に所属し研究活動を行うというものです。
参加校は山脇学園と昭和女子大附属昭和高校の2校。山脇学園からは高校1年生4名、高校2年生12名が参加し、材料・化学系、機械・ロボット系、情報・プログラム系、建築・環境系の各分野の研究室に配属され研究活動を行いました。
◆1日目
オープニングイベント(豊洲キャンパス)
初日はプログラムの説明と参加者の初顔合わせ。最初は緊張している様子でしたが、そこは同じ志を持つ理系女子同士、自己紹介後はすぐに打ち解けました。その後、豊洲キャンパスを見学してこの日は終了。図書館をはじめとする施設の充実ぶりに皆驚いていました。
◆2日目
研究室オリエンテーション(豊洲キャンパス・大宮キャンパス)
オリエンテーションのあと、指導教授、TAを務めてくれる学生さんたちと顔合わせ。この日からそれぞれの研究室での活動がスタートしました。
◆3日目
各研究室にて研究活動
◆4日目
シンポジウム 「女子高生の知らない工業大学の世界~私たち8人の理工ストーリー~」参加後、オープンキャンパスに参加(大宮キャンパス)
環境システム学科の磐田教授による「社会貢献に直結する大学での学び~理系文系の枠を超える~」と題する基調講演の後、シンポジウムでは山脇学園の西川校長がパネラーとして登場。芝浦工業大学の女子学生とのパネルディスカッションを行いました。
◆5日目~7日目
各研究室にて研究活動、発表準備
◆8日目
系統別発表会(豊洲キャンパス・大宮キャンパス)
それぞれのキャンパスに分かれて1人1人、6日間の研究の成果を発表しました。
◆9日目
クロージングセレモニー(豊洲キャンパス)
芝浦工業大学の山田学長から修了証が授与されました。その後、参加生徒1人1人から活動の振り返りを発表し、指導して下さった先生から温かい言葉をいただいて9日間にわたるプログラムが無事に終了しました。
参加生徒の振り返りからは、今回のプログラムが1人1人にとってかけがえのない貴重な経験になったことが伝わりました。
高校の学びと大学の学びをつなげる試みを今後も続けていきたいと考えています。
<参加生徒の振り返りから>
Q1 プログラムを通して学んだことや自分が成長したことは?
・実験をした際に立てた仮説と結果が違かった場合になぜ予想と違う結果になったのかを考え、自分の言葉で説明する力が着いたと思う。
・やってみたいと思ったことは積極的に発言してみたり、行動することの大切さを学んだ。
研究は楽しんでやることが大事だと分かった。
・なんとなくやりたいなと思っていたことが、とてもやりたいことに変わったこと
Q2 プログラムでの経験をふまえて今後の高校学校生活で頑張りたいと思うことは?
・研究は大変だと感じることも沢山あるけど、楽しいことも沢山あり、研究を楽しんだ方が良い、という事が今回のプログラムで分かった。これを日々の勉強にも活かし、楽しさを見つけながら勉強出来るようにしたい。
・身の回りにあるものと化学、物理を繋げてみて、自分の視野を広げたいです。
・まず勉強。それと、進路について多方向に目を向けることを忘れないこと、今回のような積極的な学外活動を頑張りたいと思いました。
Q3 研究室での思い出深いエピソードは?
・研究室の方々とお話しさせていただいて、人によって好きなことと研究室の内容が一致していない人もいて、将来がどのように決まるのかについて少し知ることができました。
・有機発光材料が光ったとき、研究室の方々も驚いて、その後、有機発光材料の写真撮影会になったことや、オリエステルおりがみで鶴を研究室の方々や同じ研究室に配属になった方々と折ったことやご飯を食べに行ったことなどたくさんありますが、研究室にいた時間すべてが思い出深いエピソードです。
・ららぽーとにご飯を食べに行った事。全員でプログラミングの課題をやったこと。大学生と大学院生で雑談で盛り上がった事。
・最終日に、時間が足りず実験しきれなかったものを、時間を取って下さり最後の最後まで実験出来たこと。とっても楽しくて1番の思い出になった。
Q4 大学の先生やティーチングアシスタントの方、院生や学生の方に伝えたいことは?
・短い期間でしたが、ありがとうございました。丁寧に教えて頂き、建築に対する興味が増し、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
・短くも長くもあったインターンシップ期間中優しく接してくださり、リラックスできるような居心地のいい環境を作ってくださりありがとうございました。初日から最終日まで1日も欠かす事なく毎日毎時間楽しかったです。盛り沢山なプログラムであったおかげで元から興味があった工学部系統により興味が湧きました。本当にありがとうございました。
・短い間でしたが研究室に所属することができて嬉しかったです。最初から最後までペースをこちらに合わせてくださったり、わからないところは丁寧に説明してくださったのでスムーズに理解することができました。そして、研究室に机やモニター、パソコンが用意されていたことに本当に驚きました。インターンシップの期間、夢中になってCADを作って走行実験をして急いでパワポを作ったこと全部がいい思い出になりました。1週間本当にありがとうございました。