山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

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中学2年 夏季学校を行いました~3日目(最終日)~

学園便り

【3日目】

最終日になりました。

室長を中心にテキパキと荷造りをすませ、黒部ダムに向かって出発しました。
電気バスに乗ってダムに向かいます。長いトンネルを抜ける途中、工事の難所である破砕帯が見られました。今の快適な生活ができることも、こうした過酷な自然に立ち向かった歴史があったからこそだといえます。
ダム駅にバスが到着し、220段の階段を上ると、展望台から黒部ダムが一望できます。また破砕帯の湧水もありました。
大迫力の放水を見たり、実際にコンクリートを運んだバケットの大きさに驚いたりしながら見学し、最後に慰霊碑の前で黙とうしました。

その後、バスに乗り、昼食場所の荻野屋に向かい、峠の牛めしを頂きました。
食べ終わった後の釜を袋に入れ、持ち帰る生徒も多くいました。

最後は、学校の近くで解散しました。
帰りも心配ありません!と自信満々に言いながら、どこか誇らしげな顔で大きな荷物を抱えて帰る生徒たちを大変頼もしく思いました。

今回の夏季学校は、生徒がそれぞれ役割をもち、ルールを決めたり、自分たちで時間と場所を確認して指示を出したり、学級委員を中心に準備から実施までを進めていきました。
この学年で、宿泊を要する初めての校外学習でした。
保護者の方や、旅先で関わった方など、たくさんの人にあたたかく支えられてこの夏季学校が実施できました。

時には失敗もしつつも、どうすればより良くなるかを自分たちで改善し、自分たちで行動し、クラス、班で協力しながら自分たちで成功に変える。

準備や実施など、生徒たちにとっては乗り越えるべき壁が多かった反面、この夏季学校での経験は、必ず生徒たちの成長、自信につながったと信じています。
まだまだ1学期が終わったばかり。これからも行事は目白押しです。
友達、クラス、学年で協力しながら、ますますの成長を期待しています。