高2理系 修学旅行 in 長崎&沖縄
学園便り
高校2年理系クラスは5月に長崎・沖縄への修学旅行に行ってきました。
修学旅行の前半は、長崎を見学しました。
長崎では、1日目に九十九島パールシーリゾートで水族館を見学したのち、ヨット・カヤック・遊覧船を体験しました。
2日目は、原爆資料館にて被爆者の方による講話を聴きました。
実体験を伺い、原爆の恐ろしさを思い知り平和の大切さを実感する時間となりました。
「人間は核兵器を使わなくても、話しあえば必ずわかりあえる」というお言葉が印象に残りました。
講話の後は、グループに分かれて長崎市内を自主見学しました。
事前に決めた計画をもとに、楽しんで行動しました。
最終日の夜は、ホテルから「百万ドルの夜景」と呼ばれる長崎の夜景を見ることができました。あまりの美しさに感動しました。
修学旅行の後半は、沖縄を見学しました。
沖縄では、イノー観察や基地問題を考えるフィールドワークを実施しました。
イノー観察では、沖縄の大学生と一緒にイノー(サンゴ礁がつくる礁地のこと)を歩きながら、そこに生息する多様な生物を観察し、サンゴを中心とした生態系について学びました。同時に、サンゴの白化など沖縄の海が抱える環境問題について考えさせられました。
基地問題を考えるフィールドワークでは、クラスごとに金武市、宜野座市、名護市に分かれて現地ガイドとともに街中などを見学し、沖縄の基地と住民生活がどのように関わっているのか学習しました。ホテルに帰ってから、沖縄の基地問題について沖縄の大学生と一緒に意見交換をしながらまとめ作業を行いました。
翌日は、ひめゆりの塔や沖縄平和記念公園を見学し、沖縄戦の壮絶さを知るとともに平和の大切さを改めて実感しました。
最終日は、復元工事中の首里城を見学したのち、国際通りを班別行動し、帰京しました。