2021年度生徒会活動を終えて
学園便り
2022年度の生徒会への引継ぎを終え、2021年度の中学・高校生徒会役員全員が校長先生と最後にお話をしました。
短い時間でしたが、校長先生からねぎらいの言葉をいただき、役員としての自分の1年を振り返り、次へとステップアップしていく機会となりました。
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「生徒会活動を終えて」 令和3年度高校生徒会長
私にとって生徒会として活動した期間は、きらきらと輝く瞬間にあふれたものでした。
そして、その瞬間一つ一つは、周りの「ひと」がいてくれたからこそ輝くものになったのだと感じています。活動を通して、本当にさまざまな体験をさせてもらいました。しかし、それらが自分の中でよい経験になったと思えるのは、まぎれもなく、支えてくれた「ひと」がいたからです。挑戦させてくれるひと、一緒に泣いたり笑ったりしてくれるひと、背中を押してくれる人、暖かく見守ってくれるひと、活動期間中に多くの「ひと」からもらった力は、いつでも私を支えてくれました。
また、自分とは違う考え方や興味、経験をもっている「ひと」と一緒に活動するなかには学びがたくさんありました。それぞれ違う価値観を受け入れ、それらが重なり合わさっていく“わくわく感”、違う特性を持つからこそ、互いに支えあい、励ましあい、高めあうことのできる“幸せ”を、振り返ればいつも感じていたように思います。
そんなきらめいた瞬間から、私は、「ひと」がいてこそ自分が成り立つこと、「ひと」との出会いの大切さを教えてもらいました。当たり前にそばにいてくれるような気がしてしまう「ひと」を大切にしなければいけないし、感謝の気持ちを忘れてはいけないのだということを、強く感じています。
『もろともに つとめはげみて 世に立たん』
「周りにいるひととお互いに勉強に励み、精進し、世の中の役に立つ人になりましょう」
これは、校歌のなかでも、特に私の印象に残っている言葉です。
仲間とともに挑戦し、経験から学んでいける学校という場所にいられる時間を無駄にせず、
自分が「ひと」に助けられ、学びをもらった分、この先の人生で私自身も誰かを支えられるような「ひと」に成長していきたいと思います。
一緒に活動した生徒会役員はもちろん、先生方や先輩、後輩、友達、学外で協力してくださった方々、印刷室や事務局の方、守衛さん、清掃の方、学校生活を支えてくださっているすべての方々のおかげで、私は活動を続けることができました。改めて、いままで支えてくださったすべての方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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