高校1年 5月12日に校外学習(サイエンスクラス)を実施しました
学園便り
サイエンスクラスは、校章にデザインされている富士山をフィールドとして校外学習を実施しました。
私たちは、森林を「見る(seeあるいはlook)」ことで癒され、満たされた気持ちになりますが、研究対象として観察するためには「”観る”または”診る”(observe)」ことが不可欠です。今回の実習では熟練の森林生態学者の視点から、「見る」から「診る」への転換を学ぶことが目的です。物言わぬ木々から、研究者は『何を聴き取り』、『どのような情報』を得ているのでしょうか?
<いよいよ富士山研修へ出発! 研修の心構えについてのお話中>

<バスの中でも元気一杯!>




<山梨県富士山科学研究所へ到着>
いよいよ、富士山周辺での探究活動が始まります。

<真剣な表情>
『木々の声』を聞き取ろうとしています。



昼食タイム 午後に向けてエネルギーチャージ!










<午後、いよいよ富士の樹海『青木ヶ原』>
普段は立ち入ることのできないエリアへ踏込みます。




<ギンリョウソウ:光合成を行わない、菌類を養分とする植物>
授業で扱った植物がこんなところに!

<『見る・触れる・匂う』など、五感を研ぎ澄まし意欲的に探究活動を行なっています。>
その姿は、まさに『サイエンティスト』です。






<最後に、中野博士から『研究』についてのお話を伺いました。>
「研究とは『新しい知識の創造』である」 by中野博士

研究では、自分が感じた疑問から、仮説を立て調査・検証します。その過程はサイエンスクラスで行なっている研究活動と全く同じです。皆さんが今回の貴重な経験から、どのように自らの研究活動に活かしていくのか、今後の活躍に期待が膨らみます!
皆さん、お疲れ様でした! 中野博士、ありがとうございました。