中学3年 芸術鑑賞会を行いました
学園便り
中学3年では、7/12(水)に芸術鑑賞会を行い、四季劇場[秋]にて劇団四季『ノートルダムの鐘』を鑑賞しました。
アニメーション映画でも有名な作品ですが、映画とは一味異なる展開に心を打たれ、そして考えさせられることの多い充実した時間となりました。
もうすぐ中学生も卒業を意識してくる時期、なるべくたくさんの心を動かされる体験をしてほしいと願っています。
以下、生徒の感想です。
・ノートルダムの鐘を初めてみて、愛憎が渦巻く悲劇の物語だと感じました。演者の細かい表現の中に感情が込められているように感じられ、悲劇と言う観客が感情移入しやすい物語に厚みを与え、長いようで短いような時間が過ぎ去りました。
・本格的な舞台を観て、小道具や舞台の使い方がたくさんあり、観ていて飽きなかったです。また、演者さんの声や動きも遠くから見ていてもはっきり分かり物語がとても伝わってきました。その影響を受け、私自身も日々のダンスの授業や部活動の踊りにも活かしていけたら良いと思いました。
・しっかりとした舞台を劇場で観たことがなかったので、歌や音楽の迫力に圧倒されました。セリフの声の出し方が普通のドラマと違って新鮮でした。
・劇団四季のような本格的なミュージカルを初めて見たので本当に鳥肌がたつくらいすごかったです。主人公やヒロインに感情移入してしまうような迫力があり、貴重な機会となり楽しめました。
・自分は自由に外に出ることが出来るし友達もいるけど、それが当たり前の事だと思って、有り難さを忘れてしまう事に危機感を感じました。1日1日を大切に、何事にも感謝を忘れずに生活していきたいと思います。
・舞台の俳優さんの声や歌声が本当に綺麗でした。また衣装を流れる様に変え、同じ舞台の装置を場面によって形を変えていくなど、その技術に終始驚かされっぱなしでした。色々な意味ですごく面白かったです。
・ノートルダムの鐘自体話の内容を知らないでみたのですがとても迫力がある作品でした。特に鐘を使って歌うシーンや合奏しているシーンが特に印象に残っています。2階席で見たのですが2階席からでも迫力が感じられるほど声が響き渡り吸い込まれるような歌声だった。最後の最後までカジモドが人のことを信じて、友達のことを想い続けていてとても考えさせられる作品だった。
・主人公であるカジモドが外の世界に出て色々な人と出会い成長していく様子を姿勢や声の出し方で表現していた。劇団の人の歌やダンスだけでなく照明や小道具、音が効果的に使われていたところから一つの物語だけでも多くの人が構成に関わっていることを感じた。
・ノートルダムの鐘を初めて見ましたが、とても迫力があって心に響く作品でした。主人公のカジモドが愛する女性、エスメラルダを救おうと葛藤し、奮闘する姿が特に印象に残りました。また、俳優さんの迫力のある演技や歌、ダンスにとても感動しました。「人間と怪物、どこに違いがあるのか」とても考えさせられる作品でした。