中学1年 第2回校長先生による道徳の授業を行いました
山脇の学び
本校の校章には富士山がデザインされています。初代校長山脇房子先生は、富士山の姿に生徒が目指すべき理想の心のあり方を投影しました。これを「秀峰三姿」と言います。
秀峰三姿~富士の姿を心として~
一、いつどこから見ても変わらぬ姿
一、清らかで穢れのない心
一、感情を抑える克己心
今回の校長先生の授業では、秀峰三姿の学びにはじまり、克己心、さらには「自律」した自分とは何かを深めていきました。

自律とは、自ら決めた規範・基準に従って主体的に生きていくことです。
生徒たちは校長先生の授業を真剣に聞きながら、自律とは何か、理解しようと一生懸命考えました。

「みなさんは自律できていますか」という校長先生の問いかけに、生徒たちは皆はっとした表情を浮かべます。「家族や先生、友人に頼り、自分の頭で考えたり、判断することをおろそかにしていたかもしれない」という感想を述べる生徒もいました。
生徒たちが生きるこれからの時代は、変化が大きく、不確かなことが多い時代と考えられます。こうした変化や不確かな波を泳ぎ切るには、自律的で、主体的な生き方を身に付けていく必要があります。
「山脇でのすべての学びが、みなさんの自律、自立につながっています」という校長先生のお話に、生徒たちは安心、満足した表情でうなずいていました。
本校では授業、ホームルーム、行事、友人との関わり、山脇で過ごす6年間、全ての時間を通じて生徒の中に自律や主体性を養っていきます。