【SSH 総合知】1/17(土)株式会社IHI技術開発本部技術基盤センター 長野理紗研究員
サイエンス(SSH)
「失敗も迷いも、全部キャリアになる―企業で研究するという選択」
1月17日(土)に「総合知の授業」を株式会社IHI技術開発本部技術基盤センター 長野理紗研究員を講師として開催しました。「総合知の授業」は山脇学園SSH事業が目指す、女性研究者の育成拠点の形成のために大学や研究所、企業の女性研究者の方をお招きして行っています。研究者の方が現在行っている研究や活動とともに、どのようなキャリアを経て研究の道に進まれたかをお話ししていただいています。
今回は「失敗も迷いも、全部キャリアになる―企業で研究するという選択」というテーマで講演をしていただきました。
株式会社IHIは、日本を代表する重工業メーカーの一つで、航空宇宙・エネルギー・社会インフラ・産業機械など幅広い分野で事業を展開しています。これらの事業分野における「高度な技術力」と「長期・大規模プロジェクトを担える総合力」を持っている企業です。
大学の研究者と違いIHIの研究者は複数のテーマを担当することが一般的らしく、長野さんもCMC(セラミック基複合材料)の研究をはじめ4つの研究に優先順位をつけながらバランスを取って進めておられるそうです。さらに企業での研究は解明したメカニズムをどのように役立てるかが重要だと説明されました。
企業で研究するときに大事にしていることは、
「迷ったらとりあえずやってみる」、「研究においてミスはあっても、失敗はない」、「学んだことは何かしらの形で活きるもの」だそうです。
高校生の時も点数が取れる科目を使って志望学部を選ぶのではなく、たとえ不得意でも
自分が興味を持っている学部を受験するための科目を選ばれました。道は人それぞれ違うので、後悔しないように自分のしたいことにチャレンジしていくことを勧められました。
企業で働いておられる研究者の方は大学を卒業してすぐ入社する方もいれば、様々な場所でいろいろな経歴を重ねて今に至っている方も多いようです。生徒にとっても将来の自分の職業をイメージできる授業はとても興味深いものになりました。