中学1年・中学2年 イマ―ジョンウィーク
山脇の学び
8月18日(月)~8月23日(土)に、中学1年生・中学2年生対象の英語イマージョンウィークプログラムを実施しました。今年は中学1年生180名、中学2年生81名が参加しました。生徒たちは、前期日程(8月18日~20日)はBasic(基礎)コース、後期日程(8月21日~23日)はIntermediate(中級)コース、Advanced(上級)コース、Debate(中2上級)コースの4つのコースに分かれ、アメリカ、イギリス、フィリピン、カナダ、オーストラリア、スリランカなど世界各国出身の講師の先生方と英語漬けの3日間に挑戦しました。
講師の先生方は教室をローテーションするため、異文化理解の授業ではさまざまな国のことを知り、それをもとに交流が生まれ、終始生徒は興味津々という様子で授業に取り組んでいました。
Basicコースでは、1・2日目にリスニングや表現の基礎を学び、ゲームや活動を通して楽しく英語に親しみました。2日目午後からはスピーチ準備に取り組み、放課後にも練習を重ねる姿が見られました。3日目には発表会を行い、緊張しながらも堂々と英語で思いを伝える生徒の姿が印象的でした。保護者の皆様にもご参観いただき、温かい拍手をいただきました。


Intermediateコースでは、個人スピーチに加えロールプレイを交えた実践的な会話練習を行いました。発音やフォニックスを徹底し、2日目後半からはグループ発表の準備に取り組みました。最終日には自然な発音で自信をもって発表する姿が見られました。


Advancedコースでは、トピックに沿って話し続けるトレーニングや即興で話す練習を重ねました。最終日は日本文化をテーマに5分間の英語プレゼンに挑戦し、どのグループも堂々と発表をやり遂げました。


中学2年生のDebateコースでは、1日目にクリティカルシンキングやロジカルスピーキングを学び、2日目から実践的なディベートに取り組みました。最終日には賛成・反対に分かれて約20分間の議論を繰り広げ、英語力とともに思考力も大きく伸ばしました。

今回のイマージョンウィークを通して、生徒たちは「英語を学ぶ」だけでなく「英語で考え、表現する」経験を重ねました。異文化に触れながら積極的に英語を使った3日間は、今後の学びや自信につながる貴重な機会となりました。
最終日の発表会にお越しいただいた保護者の皆様にも心より感謝申し上げます。

〈生徒の感想〉
★日本では英語に触れる機会があまりないので、良い経験になりました。また、普段日本語で話している友達と英語で会話するのは新鮮な感じがして楽しかったです。来年も参加したいと思います。
★今回のイマージョンウィークを通して、グローバルな考え方やそれぞれの国について学ぶことができました。私は特にドイツと南アフリカの説明を詳しく聞きました。3日間を通して、先生と英語で会話したり、プレゼンをしたり、さまざまなことを経験しました。最後のプレゼンはとても緊張したけれど、楽しむことができてよかったです。
★今年は2回目のイマージョンウィークだったので、昨年よりも自分から意欲的に参加することができました。例えば、先生と英語でコミュニケーションを取ったり、先生の言っていることを聞き取ったりすることができたと思います。イマージョンウィークの先生方は優しく、フレンドリーに接してくださったので、気軽に声をかけることができました。また、海外の文化や価値観なども知ることができ、とても有意義な時間を過ごせたと思います。でも、まだまだ英語力が足りず、思っていることをうまく伝えられないこともあったので、これからは自分から英語を話す機会を持って挑戦していきたいと思いました。