志を育てる教育

本校では、「志」を育てることなく人間を大成させることはできない、という初代校長山脇房子の信念を受け継ぎ、「女性としての志を育てること」を教育の基本に据えています。志を持つことが、学習や日々の生活に対し全力で取り組む姿勢につながるのです。

各学年において明確な目標を定め、体系的に志を育てる教育プログラムを整えています。

総合学習2017年度実施例

中1・中2 自分自身を理解するとともに、自分を取り巻く社会を理解する
・自分史作成・INFO・学習の記録(手帳)・マイオピニオン・インターネットでの情報収集
・様々な社会現象に関するテーマシート・業界インタビュー・15年後の私・スピーチコンテスト(中1)・マイオピニオンコンテスト(中2)
中3・高1 中1・中2で身につけた「自己理解」と「社会理解」を土台にした進路設計
・進路に関する情報収集(マイキャリアプランニング=オープンキャンパスレポートなど)
・ディベート
・ユニバーシティウィーク
[学部・学科説明会(中3)/入門講義(高1)]
・学部・学科・入試科目決定
・文理コース選択
高2 各自が興味のある学問分野から、ひとつのテーマを掘り下げる「課題研究」
・大学学部/学科研究・「学びの計画書」作成

「道徳」

中1では、全員が学校長による道徳の授業を受けています。学園の歴史に沿って、自分ができることを行うことで他人を支え、他人からも支えてもらっているという、相互に尊敬し合うことを学びます。また、世の中では自分が見ている世界がすべてではないことを学びながら、「なりたい自分」になるための自分との約束事を「ミッションステートメント」というかたちでまとめます。

「学習の記録」

中学では、一人1冊の手帳を持ち、毎日の学習状況を記録しています。手帳には日ごと、週ごとの記録ができるようになっており、やるべき課題を書き出し、実際の取り組み状況を振り返ることで、「時間管理」の意識を高めます。手帳は1~2週ごとに担任に提出し、担任はこれに目を通し、必要に応じて助言しています。

新聞を読もう(INFO)

「社会知」を育てるためのプログラムとして、「新聞を読もう」という取り組みを実施しています。定められたテーマの中から、その週に最も興味を持った新聞記事を貼りつけ、自分の意見を書いて提出します。これを編集し「INFO」として配布しています。自分ひとりでは気づかなかった社会の動きについて、他の生徒のコメントも参考にして「社会理解」を深めています。

「中2 業界インタビュー」

中2の総合学習では、「業界インタビュー」に取り組んでいます。一人ひとりの生徒が興味を感じる業界で仕事をしている周囲の方に、その業界の仕事の内容をインタビューして、紹介する原稿として仕上げます。この原稿を仕事の内容ごとに分類・整理して、完成した冊子にして全員に配付します。

「中2 マイオピニオン」

中2では、世の中で起きている事柄から、様々な意見対立のあるテーマを各自設定し、それぞれの立場の価値観を知った上で自分の意見をまとめ発表するコンテストを行っています。

「中3・高1 ユニバーシティウィーク」

「ユニバーシティウィーク」は、大学の先生を本校にお招きして実施する学部・学科説明会です。生徒たちは「マイキャリアプランニングⅠ」という記録ノートに、説明内容や考えたことをまとめて提出します。総合学習での進路研究を通して、自分の力を活かしたい分野を探し、自分の力を磨いていくための学問の内容にも触れていきます。
高1のユニバーシティウィークでは、主要な学問系統に関系する入門講義が行われます。大学の先生から直接講義を受けることで、大学での学問の醍醐味や、各分野の研究の内容を深く知ります。夏休みには、大学のオープンキャンパスに参加して、「マイキャリアプランニングⅡ」の課題に従ってレポートを作成します。生徒はこのような取り組みから、大学で専攻を考えている学問分野を研究する「高2の課題研究」を経て、自分に合っている大学や学部・学科を決定していきます。

「高1 春の大学・キャンパス発見ツアー」

生徒たちが志望大学を設定し合格への「志」を描く機会として、「大学・キャンパス発見ツアー」を行っています。生徒たちの希望に沿って特別に作って頂いたプランで、各大学の研究の現場をごく少人数で体験したり説明を受けたりします。
今年度は、東京大学・東京海洋大学・早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・法政大学・明治大学・中央大学・東京農業大学などに協力していただく予定です。