志を育てる教育

本校では、「志」を育てることなく人間を大成させることはできない、という初代校長山脇房子の信念を受け継ぎ、「女性としての志を育てること」を教育の基本にすえています。志を持つことが、学習や日々の生活に対し全力で取り組む姿勢につながっています。

各学年において明確な目標を定め、体系的に志を育てる教育プログラムを整えています。

総合学習2017年度実施例

中1・中2 自分自身を理解するとともに、自分を取り巻く社会を理解する。
・自分史作成・INFO・今週の記録・My Opinion・インターネットでの情報収集
・様々な社会現象に関するテーマシート・業界インタビュー・スピーチコンテスト
中3・高1 中1・中2で身につけた「自己理解」と「社会理解」を土台にした進路設計
・学部・学科研究・マイ・キャリア・プランニング・志望分野決定
・ユニバーシティ・ウィーク[学部・学科説明会(中3)・入門講義(高1)]
・キャンパスレポート・ディベート
高2 各自が興味のある学問分野から、ひとつのテーマを掘り下げる「課題研究」
・大学学部・学科研究・志望理由書作成

「道徳」

中1の道徳では、学園の歴史を学んだうえで、自分ができることを行うことで他人を支え、他人からも支えられているという相互の尊敬を学びます。また、世の中では自分が見ている世界がすべてではないことを学びながら、「なりたい自分」になるための自分と世界との約束事を「ミッションステートメント」というかたちでまとめます。

「今週の記録」(中1~中3)

中学では、「自己知」・「社会知」を育てるためのプログラムとして、「今週の記録」を実施しています。表側に1週間ごとの家庭学習の取り組み状況と、ニュースや読書に関する感想を書いて、裏側にその週に特に関心を持った新聞記事を貼り付け、コメントを書いて、担任に提出します。

「INFO」(中1~中3)

「今週の記録」で生徒達が取り上げた新聞記事と、その記事への生徒達の意見をピックアップして、テーマごとに編集し、「INFO」という名のプリントにまとめて配付しています。自分ひとりでは気づかなかった社会の動きについて、他の生徒たちのコメントも参考にして、「社会理解」を深めていきます。
夏休みの課題の“新聞を読んで考えよう”では、各自が集めた新聞記事を「My INFO」にまとめ、休み明けに掲示するという取り組みも行っています。

「中2 業界インタビュー」

中2の総合学習では、「業界インタビュー」に取り組んでいます。一人ひとりの生徒が興味を感じる業界で仕事をしている周囲の方に、その業界の仕事の内容をインタビューして、紹介する原稿として仕上げます。この原稿を仕事の内容ごとに分類・整理して、完成した冊子にして全員に配付します。

「中2 マイオピニオン」

中学2年生では、世の中で起きている事柄から、様々な意見対立のあるテーマを各自設定し、それぞれの立場の価値観を知った上で自分の意見をまとめ発表するコンテストを行っています。

「中3・高1 ユニバーシティ・ウィーク」

「ユニバーシティ・ウィーク」は、大学の先生を本校にお招きして、実施する学部・学科説明会です。

「高1 春の大学キャンパスツアー」

生徒たちが志望大学を設定し合格への「志」を描く機会として、大学キャンパスツアーを行っています。文系と理系のクラスごとに、担任と生徒たちが大学と交渉をして、別々の大学に出かけます。生徒たちの希望に沿って特別に作って頂いたプランで、各大学の研究の現場をごく少数で体験や説明を受けます。
<協力いただく大学>
東京大学、東京海洋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、法政大学など
生徒たちは「マイ・キャリア・プランニングⅠ」という記録ノートに、説明内容や、考えたことをまとめて提出します。進路学習指導部の学部学科ガイダンスから、このユニバーシティ・ウィークに続く一連の活動を通して、大学の学部学科について理解を深め、高校での文理選択に向けて自らの適性を考える機会としています。大学の先生から直接、講義を受けることで、大学での学問の深さや、各分野の研究の内容を知ります。夏休みには、大学のオープンキャンパスに参加して、「マイキャリアプランニングⅡ」の課題に従ってレポートを作成します。生徒はこのような取り組みから、大学で専攻を考えている学問分野を研究する「高2の大学学部・学科研究」を経て、志望分野の最終判断に向かいます。