学びのねらい

数学科では、本校の教育目 標である「現代社会で生き生きと活躍するために必要な力」を培うため、どの分野で活躍するにも不可欠な論理的思考力を育てることを目標にしています。また、知識技能の習得にとどまらず、未知の問題にも立ち向かうチャレンジ精神と思考力を育てていきます。

中1・中2での授業

~将来の土台となる思考力を育てる~

中 1· 2 では、数学の基礎となる計算力を高めつつ、論理的思考力の養成をめざしています。そのため、授業中にたくさんの問いを投げかけ、一緒に考えていく授業を展開しています。そして、単元ごとに確認テストを実施することや 課題として問題集を自発的に進めていくことで、反復練習をして、基本知識をしつかりと身につけていきます。さらに、厳選した応用問題に取り組むことで、論理的に問題を考える方法を学びます。補習講座で基本の定着をはかるとともに、放課後レベルアップ講座(希望制)では授業の枠を超えた応用問題やアクティブラーニングに取りくみます。問題を発見し、解決していくことで、理系科目に興味のある生徒の力を引き出します。

中3・高1での授業

~高校数学のスタート~

中3から高校の教科書内容の学習に入ります。スムーズに高校数学に入っていけるように、少人数のクラスに分かれて丁寧に授業を進めていきます。基礎をしっかり固めること、応用問題にチャレンジすることで、数学Ⅰ・A・Ⅱの定着を図ります。また、補習講座や放課後レベルアップ講座を通じて、それぞれの力を更に伸ばしていきます。

高2での授業

~高2までに高校の教科書段階を終了~

高2から文系と理系に分かれての授業となり、文系では数学 B まで、理系では数学B ・Cまたは数学Ⅲ まで学習していきます。習熟度別のクラスで授業を進め、高2修了時までに無理なく教科書内容を終了させます。教科書内容を完成させ、大学入試への基礎学力を培うことができるカリキュラムになっています。

高3での授業

~志望校現役合格に向けた実戦的な演習~

すべての授業が大学入試に向け、実戦的な演習の授業となります。「数学 I · A 演習」と「数学II · B 演習」と「数学Ⅲ」の授業を設定し、それぞれ習熟度別に演習を重ね、効果的な授業を進めていきます。これらの授業を必要に応じて選択することで、相当量の入試問題の演習に取り組むことが可能です。また、文系の国公立大学志望者には「数学Ⅰ」および「数学II 」の授業で対策ができるようになっています。