学力をのばし志を育成する6年間の教育プログラム
本校では、基礎学力を基盤として、その先の学問へつながる主体的な学びの姿勢を様々な探究プログラムで育成しています。
そのうえで、現代社会の様々な課題の解決に挑戦し、社会に貢献する「志」を育てることを、本校のカリキュラムを貫く方針としています。
学年 | 中1・中2 教わる・身につける |
---|---|
総合学習の目標と特色 |
自己知・社会知 自分自身を理解し、自分を取り巻く社会を知る取り組み |
学習の重点目標と特色 | 学ぶ楽しさを知り、自律的な学習習慣を身につける ・家庭学習の記録 ・習熟度別授業(英語中1~・数学中2) ・クロスカルチャークラス(中1) ・EIS・サイエンティストの授業 |
校外学習 | ・校外学習(5月) ・夏季学校(7月) |
語学研修 | ・英語イマージョンウィーク(8月) ・国内英語イマージョン研修(中2:3月) |
学年 | 中3・高1 考える・行動する |
---|---|
総合学習の目標と特色 |
進路設計 自己知・社会知を土台として、進路設計をする取り組み |
学習の重点目標と特色 | 学問への興味を深め、主体的な学習姿勢と行動力を身につける ・英語チャレンジプログラム、科学チャレンジプログラム(中3) ・中3後期から高1の内容へ(英・数・国) ・高1は英数国の基礎学力充実 ・高1は英・数・国の基礎学力充実 |
校外学習 | ・中3関西修学旅行(京都・奈良) ・中3科学研究チャレンジプログラムクラス(西表島野生生物調査隊) ・高1エンカレッジメント合宿 ・高1夏季学校 |
語学研修 | ・YGEP(8月) ・中3英語チャレンジプログラムクラス(イギリス語学研修) ・高1オーストラリア語学研修(8月) ・高1ターム留学(7〜9月) ・高1アメリカ大学留学体験プログラム(8月) ・アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア1年留学 |
学年 | 高2・高3 深める・実現する |
---|---|
総合学習の目標と特色 |
志の実現 興味のある学問分野を掘り下げ、より具体的な進路を考える取り組み |
学習の重点目標と特色 | 文理別・選択制授業で実践力を養成し、大学合格力を身につける ・文理別カリキュラム(高2から) ・必履修科目の大部分を高2までに履修 ・高3の1学期までに教科書レベル終了 2学期からは入試問題演習 ・受験科目すべてが習熟度別授業 |
校外学習 | ・高2九州修学旅行(文系・5月) ・高2九州・沖縄修学旅行(理系・5月) ・高3校外学習(5月) |
語学研修 | ・YGEP(8月) ・オーストラリアターム留学(7〜9月) ・アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア1年留学 |
中学課程
カリキュラムの特色
中学から高 1 までは、国語· 数学・英語の 3 教科に十分な時間を配置し、これら 3 教科の基礎学力を充実させることに主眼をおいて います。高 2 から文理に分かれ、国立大学への進学を考えている人は、文系で数学、理系で国語が選択できます。高3 からは、文系・理系それぞれのコースに分か れ、各自に必要な受験科目や学習範囲がきちんと学べるようになっ ています。
中3の特別プログラム
中 3 では希望制で「英語チャレンジプログラム」と「科学研究チャレンジプログラム」をおいています。
「英語チャレンジプログラム」は、国際社会で活躍する志を持つ生徒のためのプログラムです。英語をツールとした活動を行うクラスで、朝礼・終礼・ランチ・放課後活動などを可能な限り英語で行います。年度末にはイギリスに赴き、ホームステイをしながら現地校での語学研修に参加します。
「科学研究チャレンジプログラム」は理系への志を持つ生徒のためのプログラムです。サイエンスアイランド内の継続研究室を利用して、1 年間本格的な研究活動に取り組みます。 5 月には西表島で野生生物の調査活動を行います。3 月には 1 年間の 成果を発表する研究報告会を開催しています。
高校課程
カリキュラムの特色
文理分けは高2から。
高1では英数国の基礎学力を充実させ、
高2から文理別・選択制で国公立・私立の入試に対応
高1では、文理分けは行わず、必履修科目の履修と英語・数学・国語の基礎学力を充実させることに主眼を置いたカリキュラムになっています。総合的な学習の時間には、志を育てる教育の仕上げとしてのキャリア教育で進路希望を固め、高2時に文理選択をします。高2では、文系・理系のいずれかのコースを選択し、さらに大学受験の入試科目や進学後に必要となる学びの内容に応じて、それぞれのコースのカリキュラム内で定められた選択科目を自由に選択することができます。
各教科の授業は、大学入試に向けて万全の体制を整えています。英語・数学・国語については、中3の後半頃から高1の内容に入り、理科・地理歴史については、進路に応じて必要な内容を精選することで、高3の1学期までにすべての受験科目について高校の教科書レベルを終了します。また、受験科目の授業の多くは、習熟度別授業クラス編成になっており、一人ひとりの生徒にとって最適な授業になっています。たとえば3段階の授業クラス編成の場合、グレード1の授業では基本に重点をおいた丁寧な授業を行っています。グレード2の授業では、高校全範囲について教科書レベルを超えた大学入試基本レベルの問題に対応できる力を高2までに養成しています。グレード3の授業ではさらに高い到達目標を設定して、高2までに大学入試標準レベルの問題に対応できる力を養成しています。
高3の2学期からはすべての受験科目の授業で問題演習が中心となります。また、小論文対策の放課後講座も実施しています。文理別の選択制と習熟度別授業クラス編成によって、自分の学力と志望する進路に合った授業が受けられるのが山脇の高校カリキュラムの特徴です。