中学3年 京都奈良修学旅行ご報告
学園便り
中学3年スタンダード4クラスは、11月23日(月・祝)から25日まで、2泊3日で、京都・奈良に修学旅行に行ってきました。
コロナの影響で5月から延期になっておりましたが、1クラスにつきバス2台の使用や、ホテルの部屋を少人数ずつにする、常にマスクを着用するなどの感染症対策をしっかりと行い、無事に実施することができました。
帰京後から現在までも、全員体調を崩すことなく元気で登校しており、旅行会社やホテルの方なども様々なところで感染対策に力を入れてくださったおかげだと感謝しています。ありがとうございました。
ここからは3日間の様子をご報告します。
【1日目】
東京駅に集合し、新幹線で到着後バスに乗り換え、奈良に向かいました。
奈良公園のガイドさんの先導で、興福寺・東大寺の見学をしました。ガイドさんのお話は分かりやすくて面白く、奈良の歴史について深く学ぶことができました。





このあとは京都に移動し、大江能楽堂で体験と鑑賞をしました。面や装束を身に着けたり、小鼓の音の出し方、能独特の歩き方などを体験させていただき、観るだけではわからない能の世界をじっくり味わうことができました。『敦盛』(ダイジェスト版)の鑑賞ではみんな真剣に見入っていました。






【2日目】
午前は三十三間堂と二条城を見学しました。



お昼をいただいた後は、行動班ごとに京都市内半日自主研修に出発です。タクシーに3~4人ずつ分乗し、事前に計画をしていた清水寺や嵐山などに行きました。




夜はホテルで、漆器の加飾体験をしました。今では貴重品となった漆塗りの刷毛や小筆のお話しなどを通して日本文化を大切に守っていかなくてはいけない自覚が生まれました。難しいところも職人さんが丁寧に教えてくださいました。


【3日目】
建仁寺で座禅体験、智積院で写経体験をしました。
座禅は瞑想であり、自分を見つめることでもあると教わり、普段の生活でも実践できそうだと感じました。
写経は1文字1文字心を込めて書くことが大切だと教わりました。




昼食をとって、京都駅へ。新幹線で無事東京に帰ってきました。


<生徒の感想>
・興福寺や東大寺、二条城、三十三間堂など他にも色々な場所を訪れることができ、京都・奈良では日本文化に触れられました。体験学習ではめったにすることができない座禅や写経を体験することができ、とても嬉しかったです。2泊3日、クラスの友達と生活することで、修学旅行に行く前よりも仲が深まったと感じました。
・コロナの影響で色々規制があったけれど、そんな中でも楽しめたと思います。クラスでほぼしゃべったことの無い子と部屋が同じになり、話して仲良くなったり、自習研修ではずっと行ってみたかった清水寺にも行けたし、写真を撮ったり、お土産を買ったりもできてとても楽しかったです。普段あまり自分が興味を持たないようなものにも興味がわいたし、修学旅行に行けてよかったと思います。こんな中でも修学旅行に行かせてくれた親に感謝したいです。