中学3年 お笑い番組を作ろう!(特別活動)
学園便り
中学3年生では、11月の特別活動の時間を用いて、「お笑い番組のオープニングトークを作ろう」と題して、トークの制作と発表を行いました。
普段何気なく見ているテレビ。バラエティ番組では楽しいお話が聞こえてきますが、よく見ていると、話す人だけではなく、その話を進行する人、補足する人、話を盛り上げたり楽しく見えたりするようにリアクションや相槌を打つ人、などそれぞれ出演している人には役割があります。
今回は、人前で話すトークの仕方や展開を考えるとともに、人に見られるということを前提に与えられた役を演じ、またどのように補足を行ったり相槌を打ったりするのが理想的かなどを試行錯誤することで、普段のコミュニケーションなどに活かせればと考え「オープニングトークを作ろう」というテーマを設定しました。
グループに分かれ、4分間のオープニングトークを作成してもらい、11/15の授業参観の日に発表してもらいました。身近で面白そうであるものの、いざ自分たちで考えるとなると構成に悩むことや、アドリブではうまく行かない部分もあることに気が付きながらトークをつくりました。勉強や部活動、習い事なども他にもやることがたくさんある中で上手に時間をやりくりして台本を用意したり、昼休みに練習を行ったり、ジングルや番組ロゴを作成するなど工夫を凝らした班も多数ありました。どの班も個性豊かです。当日は視聴者(生徒や保護者の方)に見守られながら素敵な雰囲気のオープニングトークが展開され、会場は温かい笑いに包まれました。
「狙ったところで笑いが生まれて嬉しかった!」「役になりきって進行できてよかった!」「もっと準備をたくさんすればよかった!」「やっぱりテレビに出ている人はすごいと思った。」など前向きな感想が多くありました。
役になりきるというのは難しいことですが、演劇プログラムなども通じて少しずつ抵抗なく堂々と発表できるようになってきているように感じ、頼もしさを覚えました。今後も様々な場面で今回の取り組みが活きることを期待しています。






