山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

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2018年度イギリス語学研修 Vol.4

学園便り

日曜日は各ホストファミリーとショッピングに行ったり、コッツウォルズの美しい自然を散策したり、買い物に出かけたりとゆったりとした時間を過ごしました。

今日はいよいよ現地の小学校訪問の日です。生徒はこの日に向け現地の小学生と一緒に楽しめるさまざまな異文化交流を準備してまいりました。皆さん、最後のホストファミリーとの週末を満喫できたようです。

25日の午後は地元の二つの小学校を二グループ(F組とG組)に分かれて訪問しました。

一つの学校はTirlebrook Schoolと言って、学年に一クラスしかない少人数のアットホームな小学校です。Tirlebrook Schoolに到着すると、まずはSimon校長先生より、ご挨拶を頂き、Year6の6名の生徒さん達からもウェルカムの挨拶を頂きました。このあと山脇学園の代表生徒が英語で挨拶しました。

その後、6グループに分かれ、山脇学園の生徒達6名に対し小学生5名の割合で学校を案内してくれました。授業で今どんなことを学んでいるか、校庭にはどんな場所があるかなどを一生懸命に説明してくれていました。生徒達も一生懸命耳を傾け、時には質問をしながら学校の見学を楽しみました。

学校案内終了後、8グループそれぞれのグループで日本の遊びを小学生の皆にも楽しんでもらいました。折り紙や、習字、紙風船、茶道、生け花など、日本の伝統的な遊びや文化を小学生たちに紹介しました。今まで準備してきた事がこの場で発揮できて生徒たちも達成感を味わえたようでした。

次に、ホールへ移動し、山脇学園の生徒から学校紹介のプレゼンテーションを行いました。
最後にTirlebrook Schoolの生徒さん達がダンスを披露してくれ、感動的な時間を共有しました。

小学校訪問の後、ローカルスーパーマーケットに立ち寄り、ショッピングを楽しみ地元の人と交流しました。

V3月26日(火)

いよいよグロスタシャーカレッジでの語学研修も最終日を迎えました。最後にカフェテリアで修了式を行いました。各クラスの代表が、英語でスピーチをし、先生から一人ひとり修了証書を受け取りました。この語学学校では、語学だけでなく、イギリスの文化や歴史など数多くのことを学びました。

午後はFarewell Partyの準備にとりかかりました。17:30になると、ホストファミリーが続々と到着しました。

入口には、皆が日本から持ってきたお菓子を並べ、ドリンクと一緒に食べていただきました。また、浴衣をホストファミリーに紹介する生徒もいました。フォトコンテスト企画では、ホストファミリーと一緒に撮った写真の中から一番いい写真を選び、各家庭1枚ずつ掲示し、一番良いものを選んでいきました。またけん玉大会や、浴衣のファッションショー、ダンス、合唱祭で歌った歌などを披露し、涙ぐむホストファミリーも多く、皆それぞれが最後の夜を一緒に過ごし、会場は感動の空気で盛り上がりました。

3月27日(水)

とうとう約2週間一緒に過ごしたホストファミリーとのお別れの時がやってきました。最後まで別れを惜しんで泣いている生徒や、手を振る生徒たちの姿が印象的でした。この出会いは一生心に残る思い出となるでしょう。

この後、コッツウォルズの村の一つバイブリーに行きました。

「イギリスで一番美しい村」と称賛されたバイブリーは、ハニー・ストーン(蜂蜜色の石)で出来た家並みと、きれいに澄んだ川の流れや木々の緑が、非常に美しい村です。

イギリス研修の最後は、ウインザー城に行きました。

ウィンザー城はエリザベス女王が週末を過ごす場所で、900年以上に渡り、 行事や賓客の館として使用されています。この城は、現在も使われている城として最も古く、世界最大級の大きさを誇っています。生徒たちは1時間程、ウインザー城を日本語のオーディオを聞きながら、見て回り、昼食を済ませ、ヒースロー空港に向かいました。

 

1年間かけて学んできた英語チャレンジプログラム。英語を通し様々な人とコミュニケーションできる喜びを学ぶことができたと思います。また、イギリスと日本の文化交流を体験し、本当の学びとは何か、を一人一人が考えるきっかけとなったのではないでしょうか。山脇学園では今後もさらに語学プログラムを充実させてまいります。