高校1年生 港区選挙管理委員会による特別授業~模擬投票編
学園便り
前週の中学3年生での授業に引き続き、11月14日(水)~15日(木)の2日間に渡って、高校1年生で特別授業を実施しました。
中学3年時に学んだ選挙についての内容や、選挙管理委員会の方々による授業をふまえて、今年は模擬投票を行いました。
高校1年生は16歳になる年です。つまり、2年後には選挙権を持つことになります。その前に、「選挙」を体験し、社会の中の1人として責任を持った行動をとれるようになって欲しいと考え、実施しています。
生徒たちは前の週から、架空の選挙公報を読み、立会演説会の映像を見て、自分が誰に投票するかを考えて、授業に臨みました。
《生徒の感想から》
◆私は今回の話を聞き、また模擬投票をして、実際の投票所の雰囲気や真剣さを知ることができました。若い人が投票しないことは自分が思っていたよりも深刻な問題だと今回わかったので、自分が投票できる歳になったら、面倒がらずに自分の意見を決め、投票しに行きたいと思います。
◆昨年も選挙特別授業を行ったが、今年の方が模擬投票の演出が本格的で、まるで本当の選挙を行っているようだった。私は今とても政治について関心がある。この世はすべて政治で成り立っている。国だけでなく、企業や狭いコミュニティー内でも政治というものが存在する。そうであるならば、私たちは政治に関心を持たざるを得ないはずだ。
◆候補者の主張を吟味することは楽しかったので、大人になったら選挙に参加しようと思いました。
◆若い人の投票率が低いのは問題だと感じた。政治のことは難しいけれど、関心を持たないと良い社会は作れないだろうと思った。
◆私は、ある人に投票しようと考えていたが、当日の朝にこの選挙で誰に投票するかを話している友達を見て心が揺らいでしまい、友達が行っていた候補者に投票してしまった。投票の結果、私が最初に投票しようと思っていた人が当選したので良かったが、もしこれが本当の選挙だったらと思うと、とても反省した。