中3 港区選挙管理委員会による出張授業~選挙の話をしよう~
学園便り
11月16日(水)~18日(金)、中学3年生の社会科(公民的分野)の授業で、港区選挙管理委員会の皆様による出張授業が行なわれました。

会場となった教室には、実際に選挙で使われる投票箱や記載台が並び、選挙についてのより詳しい内容をお話しいただきました。


選挙は、多くの人々にとっては投票に行くだけのことかもしれません。しかし、裏側では本当に多くの人々が動き、とても慎重に作業が進められている…それだけに、選挙というのがどれだけ重要な意味を持っているのかを感じました。


しかしながら、そういった選挙運営が行なわれていたとしても、投票する人がいなければ、選挙は何の意味も持ちません。どれだけ正確に・慎重に数えても、人々の意見が政治に反映されることはなくなってしまいます。中学3年生は、今年度15歳の誕生日を迎える人たちです。3年後にはもう選挙権を得て、投票することが可能になります。今回の授業を通じて、選挙に対して「自分はどうするのか」ということを考えました。自分が投票するときに向け、少しずつでも政治に関心を持ち、自分の意見を投票という形で表明できるように意識を持っていってほしいと思います。
≪生徒の感想から≫
☆一人でも多くの人が投票に行くべきだと思った。せっかく権利が与えられているのに、それをわざわざ自分から棄権することはとてももったいないことだと思った。特に若い人の投票率が低い。政府は若い人の意見をもっと欲しいと思う。だから、私が3年後に投票権を持ったら、積極的に選挙に行きたい。投票はたくさんの人の色々な意見を聞き、反映するためのものなので、しっかり参加するべきだと思った。
☆今日のお話を聞いて、選挙を1回やるだけでもたくさんの時間・人手・手間がかかるとわかり、今までよりも選挙に重みを感じることができました。とても厳正に行なわれていたり、様々な工夫が施されていたりして、とても感心しました。有権者は投票所に行って紙に書くだけでいいけれど、選挙管理委員会の方々はとても大変だとわかったので、その方たちの努力を無駄にしないためにも、なにより、自分のため・日本のためにも18歳になったら絶対に選挙に行こうと思います。