中2 長野県白馬村にて夏季学校を行いました
学園便り
私たち中学2年生は7月26日から30日まで2組毎3班に分かれて、2泊3日の日程で長野県白馬村において、夏季学校を行いました。学校の外に出かけ、現地ならではの自然や歴史的な遺産に直接触れる体験、現地の方たちとの交流、仲間との協働作業や未知の課題へのチャレンジを目標に掲げた三日間を、アクティビティーを中心にご紹介したいと思います。
一日目
私たちのクラスではバス内でレクリエーションを行いました。みんなでかなり盛り上がり、良い雰囲気で夏季学校をスタートさせることができたと思います。途中のサービスエリアでお弁当を食べました。風があったので涼しく過ごすことができました。そして青木湖でカヌーに挑戦しました。まずパドルの使い方から指導を受け、注意事項を確認した後、一人一人がカヌーに乗りました。私たちのクラスは外国からいらしたインストラクターで指導はすべて英語で行いました。わからないところもあり戸惑いましたが、ジェスチャーを使ったり、個人的に教わったりして、その結果スムーズにカヌーを使いこなしました。
またカヌー体験中は青木湖の自然などについてもインストラクターの方に教えていただき、より楽しむことができました。青木湖の水は透明できれいでした。見てみると魚やアメンボなどがいて、自然を感じることができました。カヌー体験後は青木湖に飛び込み泳ぎました。周りの景色もとてもきれいでした。
一泊目に宿泊したのは丸金旅館です。夕食はクラスごとで楽しくいただきました。それから部屋ごとに順番に入浴しました。温泉のお風呂は、カヌー体験で疲れていたので、とても気持ち良かったです。その後、白馬クイズを班対抗で行い、信濃川の別名、青木湖の深さなど今まで知らなかったことを学べてよかったです。一位のチームには景品もあり、盛り上がりました。丸金旅館は設備も充実していて、ご飯もおいしく、また行きたいなと思いました.また行動班と室内で同じ班だった人と協力し合って今まで以上に友情が深まったと思いました。
二日目
登山から始まりました。
ゴンドラとリフトを乗り継いでからの登山でした。きちんと整備された登山道から始まりました。しかし中には砂利道の続くところがあり、滑りやすい蛇紋岩があり、大変でした。高山植物がきれいでした。八方池までは疲れ切っていましたが、マイスターの方の説明、友人間の声かけもあり、何とか頑張って登山ができました。八方池で長めの休憩を取り体力も回復できました。八方池にはムツゴロウがいました。昼食後は高山植物のスケッチをしました。初めて見る色鮮やかな様々の花がありました。一瞬でしたがウサギを見ることもできました。そのあとリフトに乗り、少し下山し、アイスクリームをいただきました。本当においしかったです。
夜は都会ではめったに見ることのできない蛍を見ることができました。青木湖の夜は街頭などの明かりがなかったため、とても暗かったです。ボートに乗り、繁みの方へ進み、草をかき分け岸の方に寄っていくと映画のような景色が広がっていました。無数に光る蛍を見ていると今までにない感動がありました。またホタルを見に行きたいです。
二泊目の黒部ビューホテルはとてもきれいで食事もおいしかったです。ほかのお客さんもいましたが迷惑をかけないよう、みな注意をしながら過ごしました。お風呂も露天風呂があり、とても楽しめました。先生から伺ったのですが、ホテルの方からお褒めのことばをいただいたということでますますきちんとやろうという気持ちがわきました。最後の夜も楽しく決まりを守って生活できたと思います。
三日目
開智学校と松本城を見学しました。
開智学校は現代の学校と違い、すべてが木でできていたため、机が隣同士くっついていたり、前から教科書などを入れるので机が箱型になったりしていました。
松本城では昔の人の技術を見ることができました。技術があそこまで進歩していると思いませんでした。石垣もしっかりしていて瓦などもひとつひとつきれいにきちんと重ねてありました。また松本城のお堀の水に松本城が写っていてとてもきれいでした。
長い歴史の中でこういった建築物を守っていくことはとても重要であると感じました。
この三日間を通して普段経験できないことを体験したことにより、達成目標であった未体験のアクティビティーに対して積極的にチャレンジする力、フィールドワークに対して積極的に活動して経験を積むこと、ひとつのことを皆で成し遂げる協働力の3つを達成することができました。この三日間で体験したことを日々の生活に生かして行きたいと思います。