山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

POLARIS

ボストン短期留学報告②

学園便り

「ボストン短期留学報告①」の続きをお伝えします。

8/22(金)は現地での活動最終日ですが、ピルグリム・ファーザーズが入植したアメリカ発祥の地プリマスで、1620年代の生活をそのまま再現した Plimoth Plantation で研修をしました。
大学に帰り、夕食後には最後のプレゼンテーションを行いました。生徒たちは全員がこの2週間を締めくくる素晴らしい発表をし、感極まって途中からは涙を流しながら、それぞれの思いを英語で伝えていました。

ワンパノアグ族の村へ

作業の説明をしてくれます。

こちらは当時の工芸を再現している工房です。

解説をしてくれたVickeyさんと

ランチはロブスターのサンドイッチ。

メイフラワー号の前で

最後のプレゼンで「Bostonで学んだこと・感じたこと」を発表後、Tye-dieで作ったお揃いのTシャツを着て記念撮影。あふれる思いにまだ目に涙をためている生徒もいます。

<参加生徒の日々の日誌から>

8/22(日)出発日の朝、寮の前で

〇「どんなことが起きても最後まで成し遂げることの大切さ」を授業で学んだ。だから、英語勉強も辛いことがあっても続けようと思いました。友達が「sky’s the limit(枠を超えろ、限界を超えろ)」という言葉を教えてくれました。一生懸命、どんなに疲れてもやり続けます。
〇今日学んだこと―「始めたことは無駄ではなく、いつか必ず何かに繋がっていくこと」「自分の声に素直に」「自分の立ち位置と他の人の立ち位置」「相手を理解すること、偏見はしないこと」「強みも弱みも知り、理解すること」「周りからの価値観を恐れず、惑わされないこと」「人の置かれている状態も理解し、感謝すること」
〇ハーバードでのディスカッションでは、もっと積極的になればよかったと思いました。理解を早める努力をもっとしようと思います。できないことを「できない」で終わらせないように、今できる努力を精一杯やろうと思いました。自分の限界を決めないで、ギリギリまで努力したいです。
〇自分から手を挙げようと試みたのに挙げられなかったりして、友達が積極的に話している姿に憧れて、帰るまでに少しでもそういう風になりたいと思っていた。でも今日は、プレゼンテーションでみんなの顔を見て話すことができ、その反応を見ることができた。みんながパワーポイントを上手く使って大きな声で分かりやすく説明しているのを見て、私も今度のプレゼンテーションで実践しようと思った。
〇この研修に参加して、いろいろな力がつきました。英語力やプレゼン力の他に、自分で自分のことをやるなど、精神的にも強くなったと思います。参加していなかったら学べないこともたくさんあるし、自分自身も変われなかったと思います。そして今まで辛いことから逃げてきたな、と反省しました。「辛かった」「楽しかった」で終わらないように、この2週間の気持ちを忘れないで、これから生活していこうと思いました。
〇この2週間で、英語についても生活についても、本当にたくさんのことを学びました。今までに経験したことがないことばかりで、夜みんなで泣いたりもしましたが、目標を立てながら頑張ってきました。本当に良い仲間に恵まれ、一人だったら絶対にできなかったことや大変だった時も、みんなで話し合ったからこそ頑張れました。私の目標は、英語を聞き取る、話す、英語の楽しさを知るということでしたが、どの目標にも近づけたと思いました。そして英語を学ぶ楽しさを知ることは、100%達成できました。辛いこともあったけどその分だけ、得られたことは確実に自分のものとなっています。このボストンでの経験は宝物です。ありがとうございました。
〇ボストンで学んだことはたくさんある。その中でも一番は、コミュニケーション、人と人とのつながりだ。最初は後悔ばかりしていたけれど、多くの人とたくさん話していくうちに、どうしたら自分の伝えたいことが相手にきちんと伝わるか考えるようになった。自分の周りを見れば、いつだって誰かに支えてもらっていた。これから多くの人と関わっていく中で、何事も当たり前と思わず感謝して行動していこうと思った。たくさん葛藤した2週間。変われるなんて思っていなかったけれど、自分次第だと分かった。この経験は、将来自分が壁にぶつかった時に、あの時頑張れたんだからきっとできる!という勇気や自信をつけてくれる。