山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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【IEP国際教養コース校外学習】高1 SusHi Tech Tokyo 2025に参加しました

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今年度より新たに設置された国際教養コース(IEP: Integrated Entrepreneurship Program)に所属する高1の生徒42名が、5月9日(金)に東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2025」に参加しました。「SusHi Tech」という名前は、Sustainable(持続可能な)とHigh Technology(先端技術)を掛け合わせ、持続可能な都市を東京から実現することをコンセプトにした国際的なイベントです。世界中の投資家やスタートアップ企業、国内の大企業、研究機関、自治体が集まり、都市の課題解決に向けた最先端技術の展示や革新的なアイデアが披露されるビジネスデイでは、実際に商談も行われました。このような体験は「普通の学生では得られない経験だった」と生徒たちは語っています。

生徒たちは、リアルな「ビジネス」や「スタートアップ」の現場を目の当たりにし、自分の将来像について考え、その実現に向けて「How」や「Why」に焦点を当てました。参加した生徒の一人は、「私はスタートアップやビジネスに関わる場所は今回が初めてで、味わったことのない緊張感と新鮮さを感じました。SusHi Techに行けて良かったです」と語り、印象深い校外学習となったようです。

当日は、大学生を中心としたITAMAEプロジェクトのワークショップにも参加しました。「私たちは、ITAMAEでお話をされていた学生がとても輝いていると感じました。自分の好きなことに全力で取り組む心構えが全員に刺激を与えたと思います。初対面の学生と交流し、相手の生い立ちや目標を交換し合うことで、新しい視点も得られました」と、新たな気づきや発見がありました。

「いくら時間があっても足りなかった!」という生徒たち。多くの企業、地方自治体、海外諸国のブースを訪れ、英語を活用して、海外から来ている方々から名刺をいただきました。初めての名刺交換に「どうやって聞いたらいいんだろう?」とドキドキしていた様子でしたが、「スタートアップ企業は斬新で新しい発想が多く、とても興味深かった」と振り返り、貴重な体験となったようです。その姿からは成長を感じ、頼もしく思いました。1学期のテーマである「自己理解」について、今回の経験を通じて一人ひとりが『あなたはどんな人なの?』と自分を見つめ直す良い機会となったことを願っています。2学期は『他者との協働』、3学期は『社会とのかかわり』をテーマに探究を深めていきます。