山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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高校2年 サイエンスクラス 沖縄研修 No.3

サイエンス

4日目の午前中はOISTと呼ばれる沖縄科学技術大学院大学を訪問し、私たちが高校1年生の時にやってきた研究を英語で発表しました。
自分たちがやってきた研究を在学生の方々に聞いていただきました。
緊張と楽しみが混ざり複雑な気持ちでしたが、発表後はたくさんのフィードバックをいただき、褒めていただけたので、今回の体験を踏まえてこれからの研究に役立てていこうと考えています。
その後は施設を紹介していただき、一般の方も利用できる学食で昼食をとりました。
午後は少し沖縄を北に登り、嘉手納飛行場を一望できる道の駅に行きました。
事前授業では、PFASと呼ばれるものによる水質汚染の原因が米軍基地である可能性があると学んでいました。
その上で、米軍のヘリが住宅地の近くを飛びまわっているのを見て、基地によるさまざまな被害について実感することができました。
その後は美ら海水族館に行きました。先生に作っていただいたリストを手にさまざまな生物を見ることができ、お土産も含めとても楽しい時間を過ごすことができました。夜はホテルに戻り高校2年生全クラスが集まったところで、平和に関する情報共有会を行いました。
5日目はまず、平和祈念資料館の見学をしました。
たくさんの写真から兵器の威力や民間人の様子が分かり、戦争が本当にあって被害が出ていることを改めて感じられました。
次にひめゆり資料館へ行き、ひめゆり学徒隊で看護をしていた方の話を聞きました。
私たちと同年代ぐらいで国のために働いていたことが衝撃的でした。
午後はJOCAのプログラムとして基地問題について考えました。同じ沖縄県民でも世代や周りの状況によって意見が違い、詳しく知るきっかけになり私たちのように沖縄県外の人が考えていくことが大事だと学びました。
また、高校1年生の他のクラスは、沖縄だけでなく長崎でも様々な体験をしていました。
サイエンスクラスは5泊6日の全日程を沖縄で過ごしたので、学校に帰ったあとに、長崎での体験も知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。