ISPの活動<「Google Mind the Gap」 に参加しました>
サイエンス
2023年9月19日(火)、Googleの主催するイベント『Mind the Gap』に参加しました。イベントは渋谷ストリーム内のオフィスで開催され、参加した生徒は中学生、高校生をあわせた22名でした。この『Mind the Gap』 は、現在 Googleで働くエンジニアの方々のご講演や質疑応答などを通して、ソフトウェアエンジニアの仕事や「情報科学(コンピューターサイエンス)」を学ぶ意義を知ることのできる機会となっています。
オフィス見学では、実際にGoogleの社員の方にオフィス内を案内していただきました。オフィス内にはカフェやキッチン、ジムなどがあり、自分の机からパソコンを持ち運び、様々な部署の人と会話をしながら、自分スタイルで仕事をする光景が見られました。
あらゆる場所で様々な人とコミュニケーションを取り、仕事をすることで、新しいアイデアやイノベーションが生まれます。




その後、ユーザーエクスペリエンスの研究者の方から、製品開発の現場では「心理学」の理論や調査データなどを応用し、ユーザーが使いたいと思う製品や、使いやすいと感じる製品デザインを作っていると伺いました。心理学を通じて製品デザインや製品開発、コンピューターサイエンスをどのように考えるか、学生の間で必要とされる技能や知識について気付くことができ、とても魅力的な話を聞くことができました。そして、これからも情報科学は社会の色々な場面で役に立つ仕事であることを教わりました。


質疑応答の時間には多くの生徒から質問が挙がり、エンジニアの方々の説明を興味深く聞いていました。今回のイベントで生徒は、情報科学の最先端をゆく企業のオフィス見学という体験だけでなく、なぜソフトウェアエンジニアという仕事を志望したのか、そのために必要だと感じたことなどを、エンジニアの方々の生の声を通して聞けたことで、自分達の将来のひとつの選択肢として貴重な機会になりました。