立教大学|文学部教育学科1年
山脇での経験を糧に教育の観点から、未来の受験生を支えられる存在をめざします
引っ込み思案で自分から先生に相談するタイプではありませんでしたが、中3の英語の授業がきっかけで、「この授業は楽しいな。先生に質問してみようかな」と思うことが増え、そこからだんだんいろいろな先生に心を開けるようになりました。受験前になかなか成果が出なくて苦しんだとき、担任の先生が絶対に私を否定せず、一緒に解決策を考え背中を押してくださったことは本当にありがたかったです。大学では教育哲学や教育心理学を学び、卒業後は教育の観点から未来の受験生を支えられるようになりたいと考えています。山脇でさまざまな友だちと触れ合う中でいちばん好きな自分を見つけられたと思うので、今後もさらに多くの人と関わっていきたいです。
(2024年度卒業)
慶應義塾大学|薬学部1年
山脇で磨いたチャレンジ精神で知識と技術と人間性を備えた薬剤師になりたいと思います
小さいころから薬剤師にあこがれていましたが、数学が苦手で、理系に進む自信はありませんでした。転機になったのは高1の数学の授業です。グループワークなどで楽しみながら力を伸ばすとともに、先生に質問に行くと、どんなに忙しいときでも時間をつくってていねいに教えてくださり、いつのまにか苦手を克服することができました。また入学前は勉強したことのなかった英語も、中3で英語チャレンジプログラムに挑戦するほど好きになり、高1ではオーストラリア短期留学とイギリス研修に参加して成長を実感しました。今後も山脇で磨いたチャレンジ精神を大切に、知識や技術だけでなく、周りから頼られる人間性も備えた薬剤師になりたいと思っています。
(2024年度卒業)
千葉大学|学部総合工学科医工学コース1年
多様な視点を持ち、柔軟に考えて行動できる研究者を目標にさらに幅を広げて挑戦します
山脇では多くの友だちに恵まれ、豊かな学校生活を送ることができました。中1から高1まではネイティブの先生がほとんどの授業を担当するクラスで勉強し、英語脳を鍛えました。その後、理系を選んだのは、医療に関心があることと自分の手でモノを組み立てるのが好きだったことから、医学と工学を融合して学べる大学に進みたいと考えたからです。悩んだときは先生に相談し、自分の考えを明確にすることができました。大学ではドイツ留学など新たな目標にも挑戦して幅を広げ、卒業後は直接患者の治療に使える医療機器の開発に携わるつもりです。山脇有尾類研究所の篠崎尚史先生のように多様な視点を持ち、柔軟に考えて行動できる研究者をめざします。
(2024年度卒業)
東京学芸大学|教育学部初等教育専攻
国語コース1年
小学校の先生になるという志を確かなカタチにしていく6年間を過ごすことができました
山脇の「志」教育に魅かれて、得意な国語を活かすl科入試で入学しました。中1のスピーチコンテストで小学校の先生になる夢を語るところからスタートし、高2の探究活動では初等教育におけるアニメの活用を提案。さらに国語科教員の研究発表会や学会に参加したり、保育実習に取り組んだりと、「志」を確かなカタチにしていく6年間を過こすことができたと思います。また英語チャレンジプログラムに所属してイギリス研修に行くなど、幅を広げて挑戦したことで、精神的な強さも培いました。なにより支えになったのはいつでもあたたかく応援してくれた先生や友だちの存在です。今後はあこがれの学芸大学で学びを深め、日本の教育現場を支えられる教員をめざします。
(2024年度卒業)
早稲田大学|社会科学部社会科学科1年
さまざまな分野の知識を身につけて広い視点で考え、社会で活躍できるようになりたいです
山脇は生徒が新しいことに取り組む姿勢を尊重してくれる学校で、消極的だった私もだんだん自分から行動できるようになりました。中2のころ、留学説明会で聞いた先輩の体験談にあこがれて、高l夏から10カ月間のアメリカ留学に挑戦。すべて自分で決めて動く生活を経験したことで、自立を実感するとともに、現地校で受けたハイレベルな映像制作の授業で興味の方向も見えてきました。ただ進路に関しては、最初からメディアだけに絞らず、さまざまな分野の知識を身につけて、広い視野で考え、社会で活躍できるようになりたいと考えました。ハードルが高いと思っていた学部を受験すると決めたとき、前向きに応援してくださった先生には心から感謝しています。
(2024年度卒業)
茨城大学教育学部助教|埼玉大学経済学部・中央大学法学研究科修了
2008年度卒業
研究を深めて社会に貢献し、学生にポジティブな影響を与えられる大人でありたいと思います
特別支援学校の教員をめざして教育学部に入りましたが、障がい者が教育を受ける壁の高さを痛感し、法学を学んで社会の枠組みから変えていきたいと考えて憲法学のゼミがある経済学部に転部しました。ドイツ憲法を専門に博士課程まで進み、ドイツにも留学。現在は大学の助教として、研究に取り組みながら学生の指導・学務に携わり、埼玉県情報公開審査会の委員なども務めています。山脇では生徒会で活動し、自分の意見を主張する強さと、変化を恐れないしなやかさを培いました。当時の仲間は今も何でも言い合える大切な存在です。今後も研究を深めて社会に貢献するとともに、学生の可能性を信じてポジティブな影響を与えられる大人でありたいと思います。