第56回合唱祭を行いました
学園便り
2月19日(水)にYAMAWAKIホールにて合唱祭を行いました。合唱祭は中学校の行事で、各クラス実行委員を中心に選曲、練習、発表まで行います。音楽の授業は生徒の意欲あふれる時間となります。
練習では、曲に込められた意味を考え、自分たちの思いをどう表現するか、各クラス創意工夫する姿が見られました。
トップバッターは中学1年生。緊張しながらも精一杯歌います。


中学2年生は声量もたっぷり。歌う姿も堂々としています。


最後は中学3年生。中学校生活最後の行事。クラスが一丸となって歌います。その豊かな響きと曲の細部にまでこだわった表現力には圧倒されました。




各学年から最優秀賞、優秀賞が選ばれます。発表にはドキドキ…会場のボルテージは最高潮になりました。



最後はともに練習を重ねた仲間や先生方とともに「アルデバラン」を全員合唱しました。
会場がやさしくあたたかな空気に包まれました。
合唱祭の取組みを通してクラスの協働力が磨かれました。そして他者を感じながら
「心を寄せて歌う」、素敵な感性が磨かれたと思います。



以下、生徒の感想です。
「当日は1~4限の授業の内容が頭に入らないくらい緊張していて、休み時間は口ずさんでいました。演奏中はとにかく笑顔を意識して歌いました。途中で速度が速くなってしまったけれど、すぐに指揮者が「ゆっくり歌おう」と指揮で合図していてその瞬間に速度が元に戻りました。本番は自分たちの最大限の実力を発揮できたと思うし、満足の仕上がりだったと思います。
また最初に『さくら』を聴いた時に思った、感動を届けるという自分の目標を、他のクラスの子や先生方が泣いていたと聞いて達成できたのだとわかりました。この合唱祭で学んだことは、みんなで協力して何かを創り上げる楽しさと、思いを歌詞に乗せて歌う表現力です。(中3)
「本番前は緊張していて他のクラスの合唱に圧倒されて不安でいっぱいのままステージに上がった。けれどステージでみんなの顔を見たときにすごく安心した。指揮をしている時、クラスメイトの表情が明るくてすごく楽しかった。心を込めてひとつひとつ丁寧に「最後だ」、「観客に届け!」と思いながら指揮を振った。
指揮者のポジションはプレッシャーが大きかったけれど、このクラスで指揮ができたことを誇らしく思う。自分が何をすべきか考えて動いたし、全力をこの行事に注ぐことができた。賞を取れたこともそうだが、クラスで渾身の合唱ができたことを何よりも嬉しく思う。この気持ちを高校生になっても、大人になっても忘れないでいたい。」(中3)
合唱祭実行委員の皆さん、お疲れさまでした。

