SI夏期特別講座 「アプリを作ろう」

2015年9月7日

2015年8月28日、東海大学高輪キャンパスにてSI夏期特別講座~アプリ作成にチャレンジ!~を実施しました。
昨年度に引き続き、東海大学 情報通信学部 情報メディア学科の星野祐子先生にご講義いただき、アシスタントとして同先生の研究室の大学生2名にもお手伝いいただきました。
参加者は24名となり、今年度はキャンパス内の施設見学も行っていただきました。

まずは、施設内の見学としてパソコンルームや実験室、図書館、体育館などを見させていただきました。
その中でも特に、東海大学が誇る「バーチャルリアリティ」を体験できる施設では、3Dメガネを使用して正面だけでなく足元や左右の画面を通して仮想現実を体験することができました。

映画などの正面の映像だけでしか体験したことがなかった生徒達は、首を振れば視点を変えることもできるこの空間に歓声が上げていました。

その後、パソコンルームに移動し、昨年度に引き続きWeb上でプログラミングができる「Scratch」を用いてアニメーションの作成を行いました。
この「Scratch」はマサチューセッツ工科大学が開発したもので、難しいプログラミング言語を用いることなく、指示タイルや直接数字を入力することで視覚的、感覚的に容易にプログラミングを作成できるアプリケーションです。

キャラクター(スプライト)をどのような指示で動かして、どのような条件で出現させたり消したりするのかといったアルゴリズムに対して、最初は生徒もとまどいを見せていましたが、徐々に順番や指示の仕方を学んでいくことによって全員が与えられた課題に対して様々な表現で実現することができました。
また、自分で考えた演出を自ら組み立てた生徒や、講義が終わったあとも、まだまだやり足りないようでパソコンルームに残ってプログラムを続けた生徒もいました。

東海大学の星野先生は科学的探究プログラム実施クラス パソコン(PC)グループのカリキュラム作成にもアドバイスをいただいています。
今年度も特別講座を開講していただき、参加生徒達は大学にて講義を聞くことで新鮮な体験ができ、充実した一日を過ごすことができました。