SI便り 東邦大学訪問アルコール感受性の遺伝子解析

2016年9月26日

東邦大学 正門にて

東邦大学 正門にて

8月25日(木)東邦大学理学部(習志野キャンパス)佐藤浩之教授のもと、高大連携講座の一環として「アルコール感受性の遺伝子解析」の実験講座が開催されました。この講座には公募で集まった中学3年生から高校1年生15名が参加しました。

「アルコール感受性の遺伝子解析」とは、お酒を飲んだ時にはたらく、ADH(アルコール脱水素酵素)とALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)という酵素について、それぞれ自分が持っている遺伝子の型を調べることです。参加した生徒たちは、生物分子科学科の佐藤浩之先生とTA5名の学生の方々のご指導のもと、高校生物の教科書にのっているPCR法とDNAの電気泳動を実際に経験し、遺伝子研究の基礎を体験するという今回の目的を達成しました。
当日はDNAの話から始まりました。中学生は授業でDNAについて基礎的な部分は知っているものの、ほとんが高校生物の内容ですのでどの生徒も実験の方法やその原理について理解しようと真剣に聞いていました。

実験の説明

実験の説明

実験が始まると、数μl単位という細かい作業に皆TAの方の説明を聞きながら時間を忘れて取り組んでいました。

実験(電気泳動の準備)

実験(電気泳動の準備)

TAをしてくださった大学生の中には本校の卒業生もおり、進路や大学生活について質問をしている生徒も見られました。
また、実験の合間に大学の研究室や研究に用いる生物を飼育している部屋を見学させていただきました。

見学(研究内容の紹介)

見学(研究内容の紹介)

見学から戻り、いよいよ自身のDNAの解析結果を手にし、TAの方に結果の読み方を教わりながら、自身のアルコール感受性について分析しました。遺伝子ということもあり、両親のことを思い浮かべながら予想通りになったと語る生徒の姿もみられました。

結果の解析

結果の解析

最後に、佐藤先生から改めて、今回の実験を含め自身の遺伝子を扱うということは個人情報を扱うということであり、結果についても慎重になることが必要と教えていただき講座が終了しました。
生徒たちは、施設見学をはじめ、大学での実験三昧の一日をおおいに楽しみました。