SI便り 第23回日本マングローブ学会大会で口頭発表を行いました

2017年12月19日

中学3年 科学研究チャレンジプログラムのマングローブチームは、12月9日(土)、東京農業大学 世田谷キャンパスで行われた「日本マングローブ学会大会」で口頭発表を行いました。昨年度 科学研究チャレンジプログラムのマングローブチームだった高校1年生も、SIクラブ員として継続して行ってきた実験について、同じく口頭発表を行いました。

マングローブ

マングローブ樹種

中学3年生は、「異なるマングローブ樹種の発芽・発根特性」について、3種のマングローブの胎生種子を使って、それぞれ10週間栽培実験をした内容について発表しました。高校1年生は、マングローブの胎生種子の水質浄化能を調べる実験、マングローブ胎生種子の内部構造および吸水に関する実験について発表しました。

何とか発表が終わると質疑応答の時間です。
生徒達は大変緊張していましたが、先生方は優しく丁寧に質問して下さり、次につながる実験へのたくさんのアドバイスを頂きました。

同じく西表島で実習を行っている都立科学技術高校1、2年生の発表では、西表島の他、マレーシアのボルネオ島での実習についての詳しい発表がありました。その中にその地域が抱える問題についての報告もあり、その地域に暮らす人々の現状を知るとともに、私たち一人一人が考えるべき問題であることに気付かせてくれました。
西表島でお世話になっている国際マングローブ協会理事長の馬場繁幸先生も「大切なことは、そういった視点を持つことなんだよ」と教えて下さいました。
また、約2年前に、都立科学技術高校を卒業する直前に本校にお話に来てくださった阿部隼人さんが、その後の研究、大学生となって視野が世界に広がっていく過程など、将来を考えるのにたくさんのヒントの詰まったお話をしてくださいました。

マングローブ

阿部隼人さんの発表

発表の後は、マングローブに関する「なんでも相談」が設けられ、生徒達からのたくさんの質問に専門の先生方がとても親切にお答えくださいました。

マングローブ

なんでも相談

学会が閉会した後には、生徒達はアドバイスをくださった先生方に詳しくお話を伺おうとさらに質問をしに先生方のもとへ。
西表島や世界各国のマングローブと、その生態系についての研究を続ける方々の集まりの中で、とても温かいアドバイスをたくさん頂き大いに励まされ、生徒達は自分たちに足りないものに気付き、もっと知りたいという気持ちが高まった一日となりました。

遠く離れた西表からはskypeを通して、また東京にいらした時には本校で直接、マングローブ研究を継続的にご指導くださっている琉球大学の渡辺信先生にありがとうございますの気持ちをお伝えして、研究のおもしろさをかみしめながら帰路につきました。

マングローブ

発表を終えて 渡辺先生と

*本研究は科学技術振興機構(JST)の「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」より助成を受け、大学の先生方のご支援を受けながら進められました。