SIクラブ 物理班を中心とした有志グループは、秋からモデルロケット作りに挑戦しています。モデルロケット開発は、アメリカのSTEM「Science, Technology, Engineering and Mathematics」教育でも取り入れられているプログラムで、日頃学んでいる物理や数学を活用して問題解決していく取り組みです。今回は、株式会社リバネス主催の「Girls’ Rocketry Challengeプログラム」募集に応募して、山脇学園を含めて3校の参加が決まりました。
まずは、10月8日の日本ロッキード マーティン社にて、任命式です。ロッキード マーティン社 社長のChuck Jonesさん、日本モデルロケット協会 会長 山田 誠さんのお話、そして宇宙飛行士の山崎 直子さんのビデオレターで、皆のモデルロケット開発への気持ちは一気に高まりました。
- 日本ロッキード マーティン社長 Chuck Jonesさんよりお話
- 日本モデルロケット協会会長 山田 誠さんのお話
- 宇宙飛行士 山崎直子さんより励ましのビデオレター
ロッキード マーティン社 のChuck Jonesさんより任命書を授与され、各校生徒が決意表明を行いました。最後は、全員揃って記念撮影です。
- Chuck Jonesさんより任命証の授与
- 生徒より決意表明
- 記念撮影
その後、参加校の一つに場所を移し、モデルロケットの4級ライセンス取得のための講習会が開かれました。
「今日は、皆さんが宇宙開発に参加する最初の日です。」
の言葉から始まった講習会では、まず、ロケット開発の歴史を学び、ロケットが飛ぶ仕組みやエンジンについて学びます。そして何よりも大切な安全な打ち上げについて理解を深めた後、それぞれ自分のモデルロケットを作成し、いよいよ打ち上げです。
大空に勢いよく飛び立つ自作のロケットを見て、みな大いに感動しました。
- 講習会
- AlphaⅢの組み立て
- 完成!
- 発射を待ちます
- 3・2・1発射!
10月22日はJAXA宇宙航空研究開発機構・筑波宇宙センターで行われたモデルロケット全国大会の見学です。「パラシュート滞空時間競技」「ペイロード定点着地競技」「高度競技」を見学し、それぞれの競技の特徴と有効な形や材料の工夫を探ります。参加者の皆さんにも質問をしましたが、皆さん快く様々なことを教えて下さいました。
- 全国大会見学
- デモンストレーション用ロケット
- メモを取りながら真剣に観察
- パラシュート滞空時間競技
- ペイロード定点着地競技
現在、様々な素材を持ち寄り、企画を立てています。条件を変え作成したロケットの打ち上げ実験に向け、開発を始めたところです。
目標は、来年5月に行われる、春の全国大会出場です。
- リバネス社のみなさんに報告
- 作戦会議